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大鶴義丹「中央線沿線の猥雑感から離れられない」芸能・女子アナ 2019.07.07

 

 俳優の大鶴義丹は、自身を「居酒屋で生まれたようなもの」と喩える。東京・阿佐ヶ谷の生まれ育ちだが、そこには父の唐十郎が率いていた状況劇場の稽古場兼自宅があった。

 

 公演間近ともなれば、深夜までドタンバタンと稽古で大騒ぎ。まだ乳飲み子の頃にゴールデン街にも連れて行かれ、店の片隅で寝かされていたとか。

 

 

「子供の頃は荻窪や阿佐ヶ谷にまだ名画座があって、ブルース・リーの3本立てが観たくて、当時劇団にいた小林薫さんに連れてってもらったことがありますよ。電車費節約で自転車を漕いで歌舞伎町まで出かけ、大作のロードショーを観てました」

 

 今も荻窪と西荻窪の間に在住。中央線からほぼ離れたことがない。飲んだり食べたりはもっぱら中央線の「神セブン」、つまり新宿・東中野・中野・高円寺・荻窪・西荻窪・吉祥寺で済ます。

 

「僕はキンキンに冷えたサッポロの黒ラベル大瓶が、宇宙一旨い液体だと思ってますから。水冷式冷蔵庫って知ってますか? 水を冷やして循環させるから、均等によく冷えるんですよ。食堂代わりに使っているんで名前は明かせないけど、荻窪にもそれを置いてる店があって、そこのビールの冷え具合は最高です」

 

 義丹が中央線から離れられない理由は、飲食の楽しみのためばかりではない。ドラマや映画を中心に活動してきたが、2014年から状況劇場の系譜を受け継ぐ劇団『新宿梁山泊』の舞台にも出演している。

 

「それまで、父とは同じ道を歩かぬように意識してきたのですが、2012年に父が脳挫傷になった直後、座長の金守珍さんに口説かれたんです。

 

 そのとき、素直に『舞台に立ちたい』と思えました。阿佐ヶ谷や荻窪は昔から文士の集まる場所だった。中央線沿線の町はいろんな人間がウジャウジャいて、猥雑感がある。どこか演劇的なんです。物語に敏感であるためにも、中央線からは離れられないんですよ」


 
 新宿・花園神社にテントを張っての、梁山泊の最新公演『蛇姫様』(6月15~24日)が待っている。唐の脚本を熱演する義丹の芝居は、中央線でなければ成立しないとも思えたのだった。

 

おおつるぎたん
 1968年生まれ。父は状況劇場、唐組主宰の劇作家・唐十郎、母はその創設メンバーで女優の李麗仙という演劇一家に育ち、1988年に映画デビュー。フジテレビ『アウト×デラックス』でも、最古参レギュラーとして出演中。ホッピー発売25周年を記念して始まったホッピー大使の芸能人第1号でもある。

取材/文・鈴木隆祐

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