テレビで見る憧れの女子アナは、いったいどのような交友関係を持っているのか。話を聞いてみると、それはそれはバラエティに富んだ友達に囲まれていた。元テレ朝の日下千帆アナが贈る、麗しすぎる美女たちとの交遊録!
【関連記事:元テレ朝「日下千帆アナ」ロリータファッションの中国語講師に】
※
ボストン大学の真っ赤なTシャツに、ロイヤルブルーのNBAのニット帽、そしてライトが点滅するふざけたサングラスと、恥ずかしいほどガチなアメカジで待ち合わせ場所に現れたのは、かつて朝のANNニュース(テレビ朝日系)でおじ様たちを虜にしたお天気お姉さんの白戸京子さん。
報道番組でご一緒したころの清楚なお嬢様ファッションとは打って変わって、長いアメリカ生活のためか、あまり流行はお気になさらないご様子。
ニュースと天気は同じ番組枠の中でセットになっていることが多いため、過去にはたくさんのお天気お姉さんとご一緒にお仕事をして参りましたが、今でも毎年飲みに行くのは彼女だけになってしまいました。
というのも、白戸さんと私は学年が一緒で、都立高校が同じ学区(いわゆる下町と呼ばれるエリア)。私の中学時代の同級生が彼女の高校の同級生という珍しい関係だからです。
彼女とは若いころから一緒にハワイ旅行に行ったり、ご自宅に泊めていただいたりと大の仲良しだったため、今でもその頃のままお付き合いさせていただいておりますが、現在、彼女はシリコンバレー在住。毎日、世界的に有名な富裕層と挨拶を交わし、ご近所づきあいをされているアッパークラスのマダムなのです。
P&Gのジェームス・ギャンブルさんやオラクル会長のラリー・エリソンさんのお宅で花を活けたり、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグさんと犬の散歩で遭遇したり。グーグル創業者のラリー・ペイジさんからは英語を正されたこともあるそうで、すっかりセレブの仲間入りを果たしました。
もう私のような下々の者など相手にされないのでは、という懸念もありましたが、それでも彼女の親しみやすさは相変わらずです。白戸さんは、今もなおフレンドリーに美しく年を重ねていらっしゃいます。
今回、白戸さんは気象キャスターによる写真展「天気のミカタ、自然のミカタ」の出展準備のため、帰国されました。 準備で忙しいさなか、新宿御苑前にあるイベントスペース「Place M」を訪れました。今年は、写真展に自ら撮影した写真を出展することになり、一足早く作品を見せていただくことにしました。彼女が撮りためているのは山火事が起きたときの空の色です。
「今回の写真展には、アメリカの山火事が原因で、不思議な色に変わった空を携帯で撮影したものを出します。カメラは全然詳しくない。でも日本では見られない現象だから珍しいと思いますよ」
会場では2枚の写真を1つにまとめて展示していますが、このインタビューのために、とっておきの作品を1枚披露してくれました。こちらも山火事ならではの空の色です。
「眼に見えない大きさの煙の粒子に光が反射して、ふだんは見られない色彩を出してくれるんです。カリフォルニアは山火事が多いので、たくさん写真に収めています」
会場には81名の気象キャスターの皆さんが自ら撮影した空の写真が、詳しい解説付きで飾られています。どれも常に空や自然を見続ける職業、気象予報士ならではのこだわりの作品ばかり。
もう一つ、この写真展でのお楽しみは、画面でお馴染みの気象キャスターの面々に生でお会いできること。気象キャスターのネットワークは、チャンネルを超えた全国250名以上の気象予報士の集まりなので、ふだんは他局で活躍している方々が、この写真展では一堂に会します。そのため、テレビでは共演できない組み合わせのトークショーも予定されています。
下町のアイドル白戸京子さんに会いたい方は、7月20日(土)13:30から行われるトークショーにお出かけください。人目を引くアメカジですから、すぐに彼女を発見できるはずです。
※気象キャスターによる写真展「天気のミカタ、自然のミカタ」は、7月15日から21日まで、新宿御苑前イベントスペース「Place M」にて開催。入場無料で時間は12時から19時。
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当