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女子アナ日下千帆の「美女は友達」サルサにはまる脚本家
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.13 16:00 最終更新日:2019.08.13 16:00
テレビで見る憧れの女子アナは、いったいどのような交友関係を持っているのか。話を聞いてみると、それはそれはバラエティに富んだ友達に囲まれていた。元テレ朝の日下千帆アナが贈る、麗しすぎる美女たちとの交遊録!
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連日の耐えがたい暑さにぐったりしている方も多いかもしれませんが、女性の解放感も高まるこんな時期には、露出度高めでセクシーなサルサダンスはいかがでしょうか?
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色香漂う巻き髪でポーズを決めているのは、今回登場する美女、川嶋澄乃さんです。同じ業界でお仕事をしていても、ドラマの脚本家の方と現場でお会いする機会はありません。どんな方々が脚本を書いているのか見当もつかず、勝手な思い込みで初老の男性ばかりかと思っておりました。まさか、こんな魅力的な美女がいたとは驚きです。
どうすれば脚本家になれるのか、興味をお持ちの方も多いと思うので、経歴を伺ってみました。
早稲田大学卒業後、野球好きのお父様の影響でベースボール・マガジン社に入社します。当時盛り上がりを見せていたサッカーの雑誌編集部で選手のインタビュー記事を担当するも、付き合っていた彼から「結婚したら専業主婦で!」と言われ、あっさり退社。
これは、結婚前に念願のイギリス留学を果たしたいと思ったからで、1年後に帰国したところ、待っていると約束したはずの彼は、すでに別の女性と同棲中。
「山手線で大泣きしながら帰ったあの光景は、今でも忘れられない」と語る彼女の人生の巻き返しは、このどん底の思い出から始まります。
貿易会社に勤めながらシナリオ講座に通っていた頃、友人の結婚式の二次会で大学時代の知人に再会。彼のすすめでCX(フジテレビ)深夜枠のプロット募集に応募したところ、見事脚本家デビューすることに。
その作品は『ハートにS』(1995年)という、1話5分の単独エピソードが5話目でつながる30分もののオムニバスドラマで、広末涼子さんや山口紗弥加さんが出演されていました。
その後、『怨み屋本舗』シリーズ、オリジナルのひるおびドラマ『オーバー30』、アニメ『ちはやふる』などの脚本を執筆、角川書店からはサスペンス小説『秘密』も出版し、専業主婦とは真逆のシングルキャリアライフを突っ走ってきました。
「脚本家として常に意識しているのは、いいセリフを書くことです。新人の頃、『踊る大捜査線』の脚本家の大先輩、君塚良一さんが『テレビの脚本はセリフだよ』と教えてくれたんです。
映画と違って、家事や出かける準備などの『ながら見』をするテレビは、耳で聞いてストーリーを追えないとダメなんです」
なるほど、そう伺って映画とテレビのセリフの違いを比べてみるという、新たな映像の楽しみ方を発見しました。
最近は後進育成のため、「日本シナリオ作家協会」が運営するシナリオ講座で講師も務めていらっしゃいます。
「20代から50代のプロを目指す方々が熱心に通ってきています。受講生は業界人の方も多く、ハイレベルです。教えるのは楽しいし、自分も勉強になります」
またプライベートでは、アスリート並みの体力を生かし、5年前までマラソンにハマっていたそうです。
ホノルル、ニューヨーク、ロサンゼルス、プラハ、台北、マカオ、東京、京都、神戸、那覇と、国内外問わず、あちこちのマラソン大会に参加してきましたが、2014年、名古屋で3時間59分41秒の自己ベストを出したのを機にマラソンは卒業。現在は写真のようにサルサダンスに転向しました。
なぜサルサなのか聞いたところ、「ラテン音楽はテンションが上がるし、他のダンスに比べて、年齢関係なく気軽に始められ、リーズナブルだから」だそうです。
この日、お邪魔したのは、日比谷線の小伝馬町駅すぐのところにあるスタジオJBA。川嶋さんも隔週で通っています。私も30分ほど、スタジオを主宰されているTAKAO先生のレッスンを受け、一緒に踊ってみました。
サルサのステップはシンプルで初心者でも十分に楽しめます。JUSTIN先生も加わり、4人で情熱のサルサタイムとなりました。
「今後はクルーズ旅行に出かけたりして、世界一周しながら、サルサを踊りたい」と楽しそうに夢を語ってくれた川嶋さん。才能を生かせる天職に出会い、人生を優雅に堪能されていて何とも羨ましい限りです。
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当