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「井上真央」母娘と女社長「カネ!カネ!カネ!」銭ゲバ独立闘争

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2016.05.13 06:00 最終更新日:2016.05.13 14:32

「井上真央」母娘と女社長「カネ!カネ!カネ!」銭ゲバ独立闘争

 4月下旬、所属事務所「セブンス・アヴェニュー」から近く独立すると報じられた井上真央(29歳)。2005年『花より男子』の主人公・牧野つくし役で大ブレイクを果たし、2011年のNHK朝ドラ『おひさま』、2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』に主演した国民的女優に、何があったのか。

 

「『花燃ゆ』が終わった後のことは、まだ何も予定を立てていません」と、井上は大河ドラマの放送中から公言していた。裏づけるように、2015年10月にクランクアップしたあとの仕事は、今年1月から4月までの舞台とCM1本、夏公開のアニメ映画の声優くらいだ。

 

「仕事を入れていないのは、井上が事務所独立を計画していたからだ。理由はギャラ。事務所は井上に年間2000万円払い、CM出演の際には歩合をプラスしていた。年間4000万円程度は払った年もあるはず」(前出の芸能関係者)

 

 井上の母は、女手ひとつで真央と兄を育て上げた。

 

「金銭的にはしっかりしており、真央が何千万円も稼ぐようになっても、激安スーパーでビールを箱買い、外食するときは近所のラーメン店だ」(知人)

 

 2010年、井上は東京・世田谷区の30坪超の土地に豪邸を建てたが、その際、事務所に7000万円を融資させている。そんな母娘にとって、事務所が井上に払う金額は、国民的女優にふさわしい額には思えなかった。

 

「5歳から芸能界にいる井上は、仕事から私生活まで、相談相手は母親だけ。『家族のことを他人に話すと、母親に怒られる』と言っていやがるほどで、部外者には本音を明かさない。母親はギャラが不満で、3年前に独立を申し入れていた」(芸能プロ関係者)

 

 一方、事務所の女社長にとってみれば、井上は自分が育てた女優。女社長は1997年、松嶋菜々子を引き連れて事務所を設立し、数々のヒットドラマに出演させたやり手だ。井上も後に続き、二枚看板として成長した。

 

「もう一人の看板女優である松嶋は『家政婦のミタ』以降ヒット作に恵まれず、井上が事務所の稼ぎ頭。社長は『辞めたい』という井上をなんとか慰留しようと、大河ドラマに主演させ、現場にも毎日のように足を運んだ。大河ドラマは拘束が長く、ギャラが1本30万円と安いだけに、撮影が終わってからが事務所の稼ぎ時。女社長は焦ったが、母娘の決断を翻意させることはできなかった」(ドラマ関係者)

 

 4月下旬、井上の母親は「週刊新潮」の取材に、事務所を辞め、独立することを認めている。

 

「女社長は、松嶋菜々子を引き抜くなどの強引なやり方で嫌われ、業界内の評判は悪い。独立しても干されることはないとの計算が母親に働いたのだろう。ひところの宮沢りえのように、母親が社長となり、個人事務所を設立するとみられる」(前出の芸能関係者)

 

 報道後の5月上旬。自宅から出てきた井上は、愛車のミニクーパーに乗って出かけていった。その表情は、晴れやかだった。

 

(週刊FLASH 2016年5月24日号)

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