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女子アナ花崎阿弓の婚活日記/ITマーケティング起業男の正体は
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.21 16:00 最終更新日:2019.09.21 16:00
また一人女子アナが結婚しました。フジテレビの宮澤智アナウンサー29歳です。年齢も適齢すぎて、「おめでとう!」としかいいようのない結婚です。
しかもお相手が一般の方ということで、好感度まで上がりました。しかし! 実際は年収3000万円超えの超エリートサラリーマンとのことで、「やっぱりね!」と思ってしまいました。
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婚活歴7年の私ですが、20代前半は、それこそ野球選手やサッカー選手と合コンすることが多かったのですが、最近はマーケティングの会社の方との合コンが増えました。
野球選手やサッカー選手は、それこそ仕事の場でお会いすることもあります。うまくいっているときはいいのですが、恋愛失敗となった後に取材しなければならず、気まずい空気が流れた~なんて話を同じ女子アナ仲間から聞きました。
そういうこともあってか、近年の女子アナはサラリーマンをターゲットにしている人が多いです。
特にマーケティングは、商品を売ったり、サイトのビュー数を上げたりする戦略を考える仕事なので、女子アナとしていろいろ相談でき、尊敬に値するようです。
私も以前、ITマーケティング会社を立ち上げようとしている人と出会ったことがあります。実は、ドン・キホーテ新宿店でナンパされたのですが、同郷で共通の友人がいたことから親しくなり、名刺を交換しました。
その後、やり取りがしばらく続き、寒い時期だったため、おでん屋さんでのデートを重ね、付き合うことになりました。付き合ったあとも手を出すことなく紳士的に付き合ってくれる彼に、どんどん惹かれていきました。
そんなとき、彼から「一緒に住まないか?」という言葉が出ました。結婚意欲が強かった私は、自分の親に挨拶に来てくれることを条件に同居の選択をしました。
次の日には不動産選びに行き、2人で住める素敵な部屋を探しました。そのときの案内の方が女性で、彼にとてもなれなれしかったのを覚えています。
家を決めて、契約を交わすとき、敷金・礼金・前家賃・保証金などでかなり金額がかさんでいました。そのとき彼が、「俺、起業準備でお金がないから、払ってくれないか?」と言ってきました。
彼が夜も寝ずに仕事しているのを知っていたので、私は迷いもなく払いました。
振り込んだ先は、なぜか不動産会社の口座ではなく、彼になれなれしくしていた案内の女の人の個人口座でした。そのときは、個人で活動しているフリーランスの不動産の人なのかなと思っていました。
そして、次の日から彼とは連絡がとれなくなりました。不動産屋の女性もです。彼の携帯はつながらなくなっており、フェイスブックの情報も削除されていました。
「やられた!」と思いました。私は詐欺にあってしまいました。ITマーケティングの会社を立ち上げるなんてカッコいいじゃないですか? 仕事も、夜も寝ないで頑張っているように見せられていただけでした。
いまはお金がなくても、きっといつかちゃんと稼いで家族を(私を)養ってくれるんだと信じていました。それなのに……。
それからは、あまり人を信用することができなくなっています。本当に、私の王子様はどこにいるんでしょうか。今日も私は疑心暗鬼です。
●花崎阿弓(はなさきあゆみ)
1988年生まれ。武庫川女子大学卒業後、ケーブルネット鈴鹿、静岡エフエム放送で女子アナに。現在はフリーアナウンサーとして活躍中。夢は『news zero』で原稿を読むこと。通称「ケーブルテレビ界の水卜ちゃん」