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女子アナ花崎阿弓の婚活日記/婚活仲間も離れていったTちゃん
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.29 16:00 最終更新日:2019.10.06 11:04
むかしは、女子アナウンサーは30歳で定年と言われていました。
アナウンサーは、若くて華があってなんぼでしょ、と言われた時代がありました。その時代は、アナウンサーが20代で結婚していきました。
年頃のアナウンサーが結婚していかないと、若いアナウンサーにチャンスが回ってこないこともあって、お局扱いされたあげく、部署を移動させられることもしばしばでした。
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しかし、2019年のいま、時代が変わったのが明らかにわかります。日テレの水卜アナ、フジテレビのミタパン、フリーのアナウンサーも含め、現在、人気といわれる女子アナトップ5くらいに30代の女子アナが君臨しているからです。
しかし! 2019年9月、フジテレビの宮澤智アナに引き続き、2人目のアナウンサーが結婚しました。28歳の堀口ミイナアナです。
堀口アナは、新卒で三菱商事に入ったあと、ホリプロに入ってキャスター業を始めました。アナウンサーとしての出発は通常より遅いのですが、結婚という道を選びました。やはり、アナウンサーって20代のモテる間に結婚相手を見つけちゃう人が多いのです。
私は、7年婚活に勤しんで、まったくモテませんが、アナウンサー仲間との合コンに出てみれば、女子アナのモテ度合が半端ないとわかります。
清潔感があって、かわいくて、知性もあってスタイルもよくて。30歳を越えても結婚せずにアナウンサーを続けているのは、やっぱり結婚できないんじゃなくて、「しない!」のでしょう。
とはいえ、そんなアナウンサーの中には、心は「悪の権化」みたいな人もいます。私の以前の婚活仲間のTちゃんは、お医者さんとの合コンしかしない女子アナでした。
狙うのは研修医ではなく、専門に進んで充分に収入のある「イケメン医師」のみ。ある合コンで、Tちゃんの気になっている「イケメン医師」が私に好意を持ったことがありました。それがわかった瞬間、私の携帯を自分のカバンに隠し、連絡先を交換できなくしたり、その医師に悪口を吹聴したりしました。
そうです。Tちゃんの合コンはTちゃんが幸せになるための会で、ほかの誰かが上手くいってはいけません。そうやって友達をなくしていきましたが、38歳になったいまも合コンを開催しているようです。
中国地方でスポーツ選手や同じテレビ局関係者からモテてモテて仕方ない時期があったTちゃん。でも、どれだけ過去の栄光があっても、仕事がなくなって、周りに人もいなくなってしまっては、元も子もありません。
彼女は言います。「私は結婚できないんじゃなくて、しないの」。
同じアナウンサーでもいろんな人がいます。私は私で、自分なりの王子さまを探したいと思います。
●花崎阿弓(はなさきあゆみ)
1988年生まれ。武庫川女子大学卒業後、ケーブルネット鈴鹿、静岡エフエム放送で女子アナに。現在はフリーアナウンサーとして活躍中。夢は『news zero』で原稿を読むこと。通称「ケーブルテレビ界の水卜ちゃん」