芸能・女子アナ
女子アナ日下千帆の「美女は友達」美を追求するプリマ
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.14 16:00 最終更新日:2019.10.15 18:15
鏡に向かってとるポーズのすべてが、瞬時に美しく決まる。これが一流ダンサーの条件の一つであることは間違いないでしょう。
今回ご紹介するバレリーナの若生加世子さんは、私が10年も師事しているバレエの先生です。若生先生と初めて出会ったのは、10年前に始まった渋谷のチャコット・カルチャースタジオのバリエーションクラスでした。
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先生が、実際に目の前で踊りながら教えてくださるので、動きの美しさに生徒さんはうっとり。月替わりでどんどんバレエの振付が習えるこのクラスは、長く通っている生徒さんが多く、雰囲気も和気藹々としています。
見た目の美しさとは裏腹に、性格はとてもひょうきんな若生先生。レッスンがハロウィンと重なると、自ら赤ずきんちゃんやセーラー服などの仮装でレッスンにいらっしゃいます。当日は生徒さんも思い思いの仮装で踊っているので、笑いすぎてレッスンにならないほどです。
若生先生は、4歳からバレエを習い始め、18歳でプロとしての活動を開始。大学に通いながら毎日レッスンを続けるも、プロの世界は厳しく、コール・ド・バレエ(群舞)としての出演が続きます。
それでも決してあきらめず、誰よりも上手く、美しく踊って見せるという強い意志を持って舞台に立ち続けました。その甲斐あって、東京シティ・バレエ団では、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「ジゼル」「コッペリア」など数々の舞台で主役を演じています。
「これまでバレエを通じてたくさんの方々と出会うことができました。その出会いと経験のすべてが役作りにつながっています」
新しい役を演じる際の、役作りへの集中力も半端ではありません。
「白鳥の役をいただいたときに、どうやら夢の中でも白鳥になっていたらしく、寝たまま流し台まで歩いて行き、水を出して羽を洗っていたんですよ。水の冷たさに思わず目を覚ましました。私、何をやっているんだろうって、自分でも驚きました」
今後の目標を伺ってみました。
「日本では、まだまだ一般の方にバレエが親しまれているとは言えません。これからは、みんながもっとバレエを身近に感じられるように、活動していきたいです」
今では先生と生徒という関係だけでなく、すっかり飲み友達にもなってしまいました。よく2人で銀座のワインのお店に行き、冗談を言いながら笑い転げています。
こんな楽しい女子会を一生続けていきましょう。
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当
衣装協力/チャコット