徳井義実、7年で1億2000万円の所得隠しと申告漏れを謝罪

「もともと社会人としてダラシない性格。今日できることを明日にしよう、明後日にしようとしてしまう。認識が甘かった。今朝ニュースになり、世間の反応が怖かった……すべて自分の怠慢です」

　10月23日、7年間で約1億2000万円の所得隠しと申告漏れが明らかになったお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、吉本興業で謝罪会見を開いた。

　FNNなどの報道によれば、徳井は所属する吉本興業から支払われる出演料を、個人で設立した「株式会社チューリップ」を通じて受け取っていたが、2012年から2015年までの4年間で、私的な旅行や洋服代、アクセサリー代を会社の経費として計上していたという。国税はこれを経費として認めず、約2000万円の所得隠しだと指摘された。

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　加えて、徳井は2016年から2018年までの3年間、収入をまったく申告していなかったため、約1億円の申告漏れも指摘。追徴税額はあわせて約3400万円にのぼるが、すでに納税と修正申告を済ませている。

　10月23日放送の『ミヤネ屋』（日本テレビ系）では、司会の宮根誠司アナが、今回の件で徳井本人と電話したことを明かしている。

　宮根は「徳井の言い訳ですけど、（決算時期を）過ぎちゃった。そこから何も言われなくなった。徳井は無知でアホで、じゃあ2年まとめて払えばいいや、となり、また決算の時期にバタバタして忘れた。じゃあ3年分払えばいいや…」と、電話での会話内容を明かしていた。

　吉本男前ランキングで殿堂入りするなど、甘いマスクで人気の徳井。『しゃべくり007』（日本テレビ系）に『人生最高レストラン』（TBS系）など、バラエティにも引っ張りだこ。11月からはNHK大河ドラマ『いだてん』にも出演するが、今後の展開は不透明になってきた。