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『ミスDJ』千倉真理、いまもDJのかたわら出版社の役員を

芸能・女子アナ 投稿日:2019.11.03 16:00FLASH編集部

『ミスDJ』千倉真理、いまもDJのかたわら出版社の役員を

 

 1980年代、女子大生ブームを牽引した伝説のラジオ番組『ミスDJリクエストパレード』(文化放送)で、成城大学在学中にパーソナリティを2年半務めた千倉真理。「やるっきゃない!」を流行語にした。

 

「番組では毎日、歌のベストテンを発表。テレビに出ないアーティストの方々が、我々の番組ではランクインしていました。なかでも佐野元春さんは、ずっと1位を獲っていた印象があります。

 

 

 シュガーさんの『ウエディング・ベル』は、うちの番組で1位になってから、ほかの番組でも流行っていった。当時シュガーさんから、表彰状をもらいました」

 

 番組は2016年に復活。現在、『ミスDJリクエストパレード~8116サンデーアップ!』として放送中。結婚、海外生活、子育てを経て、32年ぶりにDJを担当している。

 

「2年ほど前に、佐野元春さんが出演してくれました。そのとき、人気投票で1位を獲ったのが名曲『SOMEDAY』だったんですけど、佐野さんが目の前で口ずさんでくれたんです。海外に住んでいたときも、佐野さんの歌を聴いていたので、感激しました。こんな未来があるなんて!」

 

 じつは千倉も、シングル『家へは帰れない』(1983年)で歌手デビューしている。

 

「いまの番組で『1980年代女性歌手ベストテン』の企画のときに、上位になりそうになって(苦笑)。いまでもリクエストが届きますけど、絶対かけません。カラオケに行っても私はいつも歌わないんですよ。だからリクエストしないでね!」

 

 現在、祖父の代から続く千倉書房の役員でもある。学術書専門の出版社で、千倉は絵本を手がけている。

 

「『イラストレーション』『アートブック』『大人の絵本』といった棚に置かれているような絵本を作っています。これまで、小山薫堂さん、岸惠子さん、木村カエラさん、松尾スズキさん、さだまさしさんといった方々に、執筆や翻訳をしていただきました。ラジオでつちかった、人脈のおかげです!」


ちくらまり
1962年6月19日生まれ 1981年、ミスDJに。現在、千倉書房取締役。『まってる。』(小山薫堂・訳)などをヒットさせる。12月21日に、ロマンスカー貸し切りのイベントを予定。「リスナーさんに会えるのが楽しみ!」

 

(週刊FLASH 2019年11月5日号)

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