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政治家の妻になった女子アナ「180度変わった」人生を語る

芸能・女子アナ 投稿日:2019.11.06 06:00FLASH編集部

政治家の妻になった女子アナ「180度変わった」人生を語る

今井議員と恵子さん

 

 政治家は、政治をするのがお仕事。女子アナは、テレビに出るのがお仕事。でも、どちらも本業以外の部分で評価されがち――。だからなのか、“遠くて近い” 仕事のようで……。

 

「アナウンサー兼記者として担当地域をまわっていたころは、政治家は偉そうで口ばかりのイメージがあり、正直言うとあまり好きではありませんでした」  

 

 舌鋒鋭い質問で知られる今井雅人・衆院議員(57・無所属)の妻、恵子さん(37)はそう話す。  

 

 岐阜放送の「高木恵子アナウンサー」は、夕方のニュース番組やスポーツ情報を担当していた。「政治家は苦手だった」という恵子さんが、今井議員と出会ったのは、10年前のことだった。

 

 

「2009年8月、主人が初めて挑んだ選挙のとき、私は岐阜4区の担当記者でした。主人の事務所は、スタッフの方も明るくて、頻繁に取材に行っていました。初当選のインタビューもしています(笑)」

 

 今井議員と出会って、恵子さんは政治家への見方が180度変わった。

 

「民間の感覚を持って、選挙区の方と、じかに交じって活動している主人を見て、『政治家にも、庶民と同じ目線でいる人がいるんだ』と、初めて知ったんです。

 

 当選を祝う会に呼んでいただき、そのあと仲よくなって、交際期間1年ほどで結婚しました」

 

 娘は7歳と5歳、いずれも生まれた年に選挙があった。

 

「今井の母も、うちの両親も、車で1時間半ほどのところに住んでいるので、選挙中は誰かに面倒を見てもらいました。子供を預けて主人の応援に行っても、母乳でおっぱいが張るのでトイレで搾乳したり、大変でした」

 

 恵子さんが常に持ち歩いているものが2つある。

 

「主人の名刺と、ポスターを貼るシールです。道路などで主人のポスターがはがれそうになっていると、シールで貼り直しています。『また仕事をしないの?』とよく聞かれますが、そういう余裕はないですね。

 

 前職がアナウンサーなので『公の場で話してください』と頼まれることも多いのですが、すごく苦手なんです。テレビではニュースや取材相手が主役で、アナウンサーはあくまで彼らを引き立てる裏方ですから」

 

 いまは政治家の妻として「今井議員を支える裏方」に徹している。

 

【政治家の妻になった女子アナたち】


●出田奈々アナ(NHK)→辻清人・衆院議員夫人
 2006年にNHK入局。2011年4月から東京放送局に勤務し『ゆうどきネットワーク』などを担当していた出田アナが自民党のホープ・辻清人衆院議員と結婚したのは2014年。きっかけは知人の紹介だった。
 その年の暮れの衆院選では、再選された辻議員の隣に出田アナがぴったり寄り添っていた。出田アナは結婚後も仕事を続けている。

 

●佐分千恵さん(元テレビ朝日)→長谷部健・渋谷区長夫人
 テレ朝で報道番組中心に活躍していた佐分アナは、2004年に渋谷区議だった長谷部健氏と結婚。2015年に、夫は渋谷区長となった。
 当時はテレ朝局員だったこともあり、表立った応援は控えたという佐分アナ。その後退社したが、夫が再選された2019年の選挙でも同じスタイルを貫いた。いまは3人の娘の子育て中心の毎日だ。


いまいけいこ
1981年生まれ 愛知県出身 大学卒業後、NHK徳島放送局キャスターを経て、岐阜放送アナウンサー兼記者に。『ゴォール!FC岐阜』などで活躍。2010年、今井雅人議員と結婚

 

(増刊FLASH DIAMOND 2019年11月15日増刊号)

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