12万人以上が来場した「池袋ハロウィンコスプレフェス2019」。オープニングセレモニーに登壇し、ひときわ大きな歓声に包まれたえなこに、本誌が独占取材を敢行した。コスプレを始めたのは中学生のころ。友達にすすめられたことがきっかけだというが。
「本当に普通の生徒でした。特に騒がしくもなく、おとなしすぎるわけでもなく」
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高校生のころからインターネットを中心に話題となり、いつしか日本一のコスプレイヤーと呼ばれるようになった。
「今でもなんでこの仕事ができているかわからないんです。コスプレはお仕事として割り切らず、趣味としても楽しんでいて。そこを評価してもらってるとしたら嬉しいです」
ウイッグのカットやメイクは自分ですることも。
「全部独学で、試行錯誤してやってます。以前は衣装も自作してたんですよ。下着姿のままミシンで縫って、ちょっと作っては当ててみて、を繰り返して。これたぶん、やり方間違ってますよね(笑)」
今では雑誌のグラビアを飾ることも多い。
「世界観があるグラビアばかりなので、コスプレイヤーならではの見せ方ができると思っています。グラビアは体の曲線をきれいに見せることが多くて。セクシーなキャラのコスプレをするときに応用しています。逆輸入みたいな。
コスプレはアニメが元になっていることが多いので、二次元的で難しいポージングが多いんです。体幹を鍛えたり、筋トレをしたりして、日々努力してます。やっぱりコスプレに人生かけてるので!(笑)」
タレントとしての活動も増えている。YouTubeチャンネル「ゴー☆ジャス動画」でたびたび共演するゴー☆ジャスは彼女の魅力をこう語る。
「番組では、普通のむちゃくちゃかわいい女のコなんです。でもコスプレや雑誌では、同じ人なのかって思うくらいのオーラがあって。それは、日本のコスプレ界を自分が引っ張っていかなければという責任感からくるものかと!」
女優や始球式をするなど、コスプレイヤーのイメージを大きく変え続けてきたえなこ。今後の目標とは。
「コスプレってすごく楽しいし誰がやってもいいもので。だから、まわりの声やクオリティは気にせずにやってみてほしい。それを伝え続けていきたいです。私自身、『こうなったらやめる』とかは現時点でまったく考えていないですね」
日本一と呼ばれてもなお、コスプレ愛は成長を続ける。
えなこ
愛知県出身 T154・B86(E)W59H85 『映画 賭ケグルイ』に出演し、女優としても活躍。そのほか最新情報は、公式Twitter(@enako_cos、フォロワー91万4000人)、公式Instagram(@enakorin、フォロワー86万人)にて
(週刊FLASH 2019年12月3日号)