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女子アナ日下千帆の「美女は友達」酒ジャーナリスト

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.19 16:00 最終更新日:2019.12.20 15:09

女子アナ日下千帆の「美女は友達」酒ジャーナリスト

日下アナ(左)と葉石さん

 

 今週末から来週にかけて、あちこちでクリスマスイベントが開催されますが、クリスマスも日本酒で楽しみたい方のために、酒ジャーナリストの葉石かおりさんに洋食に合う日本酒を選んでいただきました。

 

「最近の流行はスパークリング清酒。ボトルもシャンパンのようにお洒落なものが出てきています。また香りがフルーティな日本酒も洋食に合いますよ」

 

 

 そしてご紹介いただいたのが、写真の5銘柄。私が持っているのは、ボトルの可愛いイラストがクリスマスのパーティシーンに映えるにごり酒です。

 

 葉石さんの最初のキャリアは、TBSのラジオ番組『若山弦蔵の東京ダイヤル954』の「キャスタードライバー」から始まりました。自ら車を運転して現場に駆け付け、商店街や温泉のリポートをしていたそうです。

 

 次に、友人に紹介されたのが、女性週刊誌の記者のお仕事でした。化粧品やお料理などの取材を11年間続けましたが、上司と衝突し、突然、職場を去ることになりました。

 

 その後は、1年間仕事なし。暇だったのと、たまたま日本酒の利き酒師の資格(現在は返上)を持っていたので、サイトを立ち上げ、情報発信したところ、講談社の『オブラ』という雑誌のお仕事が舞い込んできました。

 

「20年前になぜ日本酒の資格を取ったのかというと、当時はワインの田崎信也さんが活躍されていて、女性の日本酒の専門家はまだメディアで見かけませんでした。珍しいからいいかなという程度だったのですが、この資格が後々、さまざまな仕事につながっていったのです」

 

 さすが葉石さん。世の中にはさまざまな資格がありますが、次の時代に何が仕事になるのかを正しく見極める先見の明をお持ちのようです。

 

 14年前には、「女性として精神的にも経済的にも自立して、ひとりの時間を充実させましょう」というコンセプトで始めたサイト「おひとりさま向上委員会」がブレイクし、2005年の「流行語大賞」にノミネートされました。

 

 また、『日本全国決定版 この日本酒がウマい!』から始まった日本酒をテーマにした書籍の出版は、今も続いています。最新刊は『酒好き医師が教える もっと!最高の飲み方』だそうです。

 

「お酒のリスクも含めて理解していただきたい。この本では、健康に与えるリスクを最小限に抑えてお酒を楽しむ方法を、医師が教えてくれます。私も週2~3日は休肝日にしています」

 

 現在、最も注力しているのは、2015年に立ち上げた一般社団法人「ジャパン・サケ・アソシエーション」の活動です。

 

「日本酒を国酒から国際酒へ」をスローガンに、サケ・エキスパートの資格発行やセミナーの開催をしています。イタリア、タイ、台湾、中国、ブラジルに支部を持ち、全世界ですでに600人のホルダーがいるそうです。

 

 5年ぶりにお会いした葉石さんは、日本酒の効果か、ますますお綺麗になって、エネルギーに満ちあふれていらっしゃいました。取材中によく口にされていた「私は運がいい」という言葉が、彼女を成功に導いているのかもしれません。今日から私もマネしてみることにいたします。

 

【クリスマスにおすすめのお酒】
・せんきん ゆきだるま
・角右衛門 純米大吟醸
・MIZUBASHO PURE
・七賢 山ノ霞
・土田 はつしぼり 壱

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当

 

撮影協力・柴田屋酒店

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