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女子アナ日下千帆の「美女は友達」ウートピ編集長

芸能・女子アナ 投稿日:2019.12.26 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」ウートピ編集長

 

「美女は友達」という連載タイトルから、これを単なる美女図鑑と認識されている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、組織に依存せずに生きる女性を応援する「キャリアインタビュー」というコンセプトで始まりました。

 

 何を隠そう私は、キャリアコンサルタント歴17年。女性のキャリア支援をライフワークと考えているのです。今日ご紹介する美女も、同じように女性の味方。アラサー女性を応援する情報サイト「ウートピ」の編集長、鈴木円香さんです。

 

 

 この連載の噂を聞きつけ、テレビ朝日時代の後輩が、鈴木さんを紹介してくれました。見るからに才女、口を開けば驚くほど頭の回転が速い鈴木さんは、京都大学を卒業後すぐに結婚し、居を京都に構えますが、最初の職場は築地にある朝日新聞出版でした。

 

 月曜日の朝に新幹線で出勤、旦那様の実家で平日をお義母様と過ごし、金曜日に京都に戻るという生活を続けていました。

 

 その後、ダイヤモンド社に転籍し、4年前にフリーになります。ちょうどその頃、ウートピがタイミングよく編集長を探していました。女性の人生の選択肢を豊かにしていきたい、というスタッフの思いに共鳴し、鈴木さんはオファーを受けることになりました。

 

「私がウートピと関わってからの数年でも、女性を取り巻く社会の空気は微妙に変化しています。共感できるコンテンツとは何かを求め、WEBとにらめっこの毎日でしたが、今はリアルとの距離感を大事にしています」

 

 そして3年前、私の後輩と出会い、女性のためのニュース番組を立ち上げたいと意気投合して始まったのが、現在、AbemaTVで放送されている『Wの悲喜劇』です。今日は、恵比寿の収録現場にお邪魔しました。

 

「差別問題や沖縄の偏向報道など硬派なテーマも取り上げますが、特に力を入れているのは性教育です。40代以上の中絶が意外と多いのをご存知ですか?」

 

 いきなりドキッとするような質問で驚きましたが、ご心配ありがとうございます。幸か不幸か、リスクとなる事象はもはや妄想上でしか起こり得ないと思われます。

 

 これだけでも十分お忙しいと思いますが、さらに鈴木さんは、一般社団法人「みつめる旅」の理事というもう一つの顔をお持ちです。

 

 2年前、たまたま遊びに行った五島列島の絶景に魅せられ、地元の写真家さんたちと一緒に写真集を発行したり写真展を開いたり、五島という土地の特徴を生かしたユニークなリーダーシップ研修を開催したりと、五島と東京を行き来しながら活動されています。

 

「五島市には年間200人を超える移住者がいます。その多くは20代から30代ですが、ラグジュアリーな旅に飽きた方々にも、ぜひ訪れていただきたいと思います。目の前に広がる風景も、そこでの人々の営みも、シンプルであることが五島列島の価値なのです」

 

 五島列島に興味がわいた方は、来年に開催されるワーケーション・チャレンジなるものに参加してはいかがでしょうか? 「ワーケーション」とは 「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語ですが、都市部からやってくるビジネスパーソンと地元の人の交流を通じて、地域課題を解決する仕組みだそうです。

 

 才色兼備でさらに行動力まで備える鈴木さんですが、苦手なこともあるそうです。

 

「私は根っからの編集者であり、黒子(くろこ)です。自分が表に出る仕事は得意ではありません。これからは情熱を持っている人に伴走する側にまわり、テレビ、WEB、書籍、イベントなど手段を問わず、出会った “よきもの” を最大限に伝えていきたいです」

 

 どこまで活躍の舞台を広げていくのか、今後が楽しみな鈴木さんでした。

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当

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