女子アナ花崎阿弓の婚活日記／将来は医者になるはずのイケメン

　フジテレビの安宅晃樹アナウンサー（27）が、自身の誕生日の今月25日に、会社員女性と結婚したそうです。ミスター東大コンテストでグランプリに輝いた知的イケメンの結婚に、悲しんでいる世の女性も多いと思います。

　私は、東大に入るような中高一貫校に通っていた男性で、その高校のミスターになった人と、何人かで食事に行ったことがあります。

【関連記事：女子アナ花崎阿弓の婚活日記／子供は絶対7人と言われても…】

　すごく格好よくて知的で、将来の野望もあってとても素敵な人でした。彼は東大の理科三類という医学部の方面に進み、格好のよさから、大学でも人気。ミスター東大も間違いなしという人でした。

　そんな彼と連絡がとれなくなったのは、大学2年生のときでした。　周りの誰も連絡をとることができません。多くの人が彼を好きだったため、みんなが心配していました。

　彼と恋仲になっていた、今は地方局の女子アナもいましたし、実は私も少し好きでした。

　2年ほど連絡が取れなかったのを覚えています。その後、ひょっこり連絡が来て、何人かで会うことになりました。そのとき、彼の変わりように心から驚きました。

　髪の毛は脱色されて、たくさんのピアスを空けていました。東大も中退したそうで、何があったか聞いたところ、マカオ出身の女性を好きになって、現地に移り住んだというのです。

　そして、その女性に少なくとも5股をかけられて、一度別れたものの、それでも好きで追いかけ続けたのだとか。

　彼は彼女が忘れられずマカオで仕事をしたのですが、それが成功し、今もマカオに住んでいるようです。一方、彼女は20も年上の方らしく、今は相手の親御さんの介護をしながらマカオで会社を営んでるそうです。

　人生は、ホントどうなるかわからないなと、私はそのとき思ったのです。そんなわけで、私の王子様探しはまだまだ続きます。

●花崎阿弓（はなさきあゆみ）
　1988年生まれ。武庫川女子大学卒業後、ケーブルネット鈴鹿、静岡エフエム放送で女子アナに。現在はフリーアナウンサーとして活躍中。夢は『news zero』で原稿を読むこと。通称「ケーブルテレビ界の水卜ちゃん」