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女子アナ日下千帆の「美女は友達」世界観を実現させたパティシエール

芸能・女子アナ 投稿日:2020.01.02 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」世界観を実現させたパティシエール

宇都木さん(左)と日下アナ

 

 新年、明けましておめでとうございます。本年も「美女は友達」をよろしくお願いいたします。

 

 今年は9連休という長いお休みを取られている方もいらっしゃるようですが、もう初詣には行かれましたか? 浅草寺にお出かけ予定の方にお薦めのカフェがございます。昭和モダンカフェ&バー「西浅草 黒猫亭」です。そして、今回ご紹介する美女は、店主の宇都木由美さんです。

 

 

 宇都木さんは、子供の頃からケーキ屋さんになりたいという夢を持ち続け、2017年11月に理想的な形でそれを実現させました。専門学校を出た宇都木さんは、日本の大手菓子店でパティシエール(菓子職人)として働いたのち、修業のため、ワーキングホリデービザを取得して、カナダのトロントにあるカフェで働きながら英語と西洋文化を学びました。帰国後は、地元のケーキ屋さんに就職するも、いつか自分のお店を持ちたいという強い希望を持ち続けていました。

 

「ケーキ屋はたくさんあるので、普通の店では太刀打ちできません。そこで、好きなものと強みのすべてをお店のコンセプトとして生かす方法を考えてみました」

 

 真っ先に浮かんだのが、20年ほど前にテレビで見てファンになった横溝正史作品の映画でした。店名の黒猫亭も横溝作品の『黒猫亭事件』にちなんでつけられました。昭和初期のファッションや文化に魅力を感じていたため、店内の装飾はノスタルジーあふれる昭和モダンを再現しています。

 

 本棚には、横溝作品すべての文庫本が並び、懐かしい映画のチラシなども飾られています。和装でお店を訪れると、まるで作品の世界に入り込んだかのようなワクワク感も楽しめます。取材中にも、美しく着飾った着物女子が次々と入店してきました。

 

 宇都木さんは、いつもレトロな雰囲気のお着物でカウンターにはいられますが、この日の爽やかなストライプのお着物もよくお似合いです。そして、お店の人気は、そんな宇都木さんがお店で焼いたケーキと日本酒のマリアージュが楽しめるところ。ケーキ、着物、横溝作品という組み合わせが話題となり、噂を聞いたお客様が全国から来店されるそうです。

ケーキと日本酒の組み合わせが楽しい

 

 カナダで学んだ英語も生かせるよう、お店の入り口の看板には「Available in English」の文字が見られます。浅草は、世界中から観光客が集まる都内有数の観光地であるため、今後、黒猫亭にもレンタル着物でインスタ写真を撮る海外からのお客様が増えると予想されます。

 

 好きなものに囲まれた自分の城を築き上げ、そこで働く宇都木さんは、引き寄せの達人かもしれません。新年のオープンは、5日の12時からだそうです。初詣の帰りに昭和モダンな空間で、ほっと一息ついてみてはいかがでしょうか?

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当

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