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殺人予告に勝手な贈り物…ファンに近すぎる「地下アイドル」たちの恐怖芸能・女子アナ 投稿日:2016.06.23 14:00

殺人予告に勝手な贈り物…ファンに近すぎる「地下アイドル」たちの恐怖

トップ地下アイドル「仮面女子」にも殺害予告が……

 

 15年ほど前、四谷のビルの地下にある「ライブ イン マジック」などのライブハウスが、テレビに出られないアイドルの活躍の場だったことから「地下アイドル」という呼び名が生まれた。

 

「大手の事務所、大手のレコード会社に所属せず、テレビの力に頼らず活動しているアイドルが、地下アイドルです」(アイドル研究家の北川昌弘氏)

 

 5月21日、地下アイドル活動をしている大学生の冨田真由さん(20)を、ファンが20カ所以上メッタ刺しにした殺人未遂事件。容疑者は「ツイッターをブロックされた。プレゼントを送り返された」と身勝手な動機を語っている。

 

 アイドルを、芸能人でなく一人の異性として好きになるファンを、アイドルファンの間では「ガチ恋(こい)」と呼ぶ。ガチ恋をこじらせストーカーと化した男性による凶行だった。地下アイドルとファンは、なぜこんなに距離が近いのか。

 

「私の定義は、チェキが撮れる、距離の近いアイドルが地下アイドルです」

 

 地下アイドルの姫乃たま(23)はそう語る。チェキとは、アイドルとファンが一緒に撮るインスタント写真だ。ほとんどの地下アイドルは、チェキを撮る権利を売って収入源にしている。

 

「事件に遭った冨田さんはシンガー・ソングライター、加害者の人はアイドルファンじゃなく、ストーカーだと私は思います」と前置きして、姫乃は地下アイドル事情を話し始めた。

 

「私は、たまたま友人と行ったイベントで誘われて、地下アイドルになりました。恵まれたことに最初のライブからファンがついてくれて、アイドルでいることの居心地がよかったんです。いろんなことをファンから教えてもらったし、恩返しをしたかった。そのうち地下アイドルで生活できるようになり、ズルズルと続けて8年めです。長いですね(笑)。ずっとフリーでやっています」

 

 ほとんどのファンはいい人ばかり、と姫乃は言うが、イヤな目にも遭った。

 

「私はフリーなので、業務用にメールアドレスを公開していて、そこに変なメールが来ます。『個人的に撮影したいのでラブホテルで』とか『シックスナインやろうよ』とか。面識ない人がほとんどです」

 

「シンガーソングラドル」を名乗っている藤田恵名(25)も、おもな収入源はチェキだ。

 

「私の値段はツーショットが1000円、私一人のチェキだと2枚で1000円。歌手の仕事に関しては事務所に融通を聞いてもらっていて、チェキの値段も自分で決めています。チェキでご飯を食べていますね(笑)。そうした物販収入と撮影会、ほかのアイドルに歌詞提供して月収20万円くらいはあります。OLさんと同じくらいでしょうか?」

 

 シンガーソングライターだけをしていた時代、藤田にも怖い体験がある。

 

「ツイッターで『風邪を引いた』とつぶやいたら、当時のファンから『そろそろ届いたかな?』というダイレクトメッセージがきて、しばらくして自宅のインターホンが鳴った。届いた大きな段ボールに、おかゆ、スパゲティの素、奥さんの着古した洋服……びっくりしましたね。路上ライブしていて、警官に調書をとられたとき、住所を書くのを後ろから見ていたみたい。引っ越して、それ以降は気をつけるようになりました」

 

 2015年にさいたまスーパーアリーナ公演を成功させるなど、地下アイドル界でトップの人気を誇る「仮面女子」。その主要メンバー・立花あんな(24)が“第二の酒鬼薔薇”を名乗る男性に、ブログやツイッターを通じ殺害予告されるという事件が起きたのは2014年だった。本人が当時を振り返る。

 

「最初は怖くて泣きましたね。すぐマネージャーに相談して、脅迫……というか殺害予告のコメントがあったので、警察に通報しました。殺害の日時が予告されていたので、その日のライブ後にある握手会に私は不参加。犯人の心当たりはありませんでした」

 

 逮捕された男性にも、面識はなかったという。当時の報道では、男性は取調べに「ツイッターをフォローしてもらえなかった」と話したとある。

 

「事件の後、怖いと思っていた時期もありましたが、アイドルをやめようとは思いませんでした。負けたくない気持ちでやっていましたね。事件が一段落して、ファンの方との交流が許されるようになったのは嬉しかった。度を越した応援をされる方が出てこないよう、一人ひとりに、平等に接するように気をつけています。ファンには優しい方がすごく多いんですけどね」

 

 ホッケーマスクを被ってのパフォーマンスで、最強の地下アイドルといわれる彼女たち。

 

「地下アイドルは、ファンの方と接する機会が多い。ファンの方に感謝の気持ちを直接伝えられるし、ライブの感想を聞かせてもらって、パワーをもらえるんです。この距離感が会場の一体感を生むんじゃないでしょうか。地下アイドルと聞くと、暗い、人気がないというイメージかもしれませんが、胸を張れるように、国民的地下アイドルを目指します」

 

 夢を追うアイドルとファンたちが支え合う。それが地下アイドルの世界なのだ。

 

(週刊FLASH 2016年6月14日号)

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