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女子アナ日下千帆の「美女は友達」相撲部屋の歌う女将さん
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.23 16:00 最終更新日:2020.01.23 16:00
バラとパンダが大好き、という夢見る少女のような今回の美女は、錦戸部屋の女将さんであり、ソプラノ歌手でもある小野友葵子さんです。
バッグから取り出す小物は、キーケース、小銭入れ、ミラーとパンダ尽くし。お部屋のなかもコンサートのときにファンから送られたパンダのぬいぐるみが山盛りだそうです。
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撮影場所はJR御徒町駅前のパンダ広場。ラッキーなことにこの日は「学問の道」というイベントが開催されていたため、さまざまなパンダの着ぐるみを目にすることができ、「テッパンダ」像と一緒のかわいいツーショットとなりました。
小野さんは、子供の頃、大人気だったモーニング娘。やスピードに憧れ、歌手や女優になりたいという夢を持っていましたが、ご両親が厳しく、オーディションを受けることは許されませんでした。
そこで、オペラなら歌もお芝居もできるということに気づき、音大で声楽を専攻することにしたのです。念願かない、2008年にはプロデビュー。今では毎年7~8回、イタリアと日本でコンサートを開催するようになりました。
プロの歌手として充実した日々を送っていたある日、知人から錦戸部屋の千秋楽パーティに誘われ、そこで錦戸親方(元水戸泉関)と運命の出会いを果たすのです。
「正直に言うと、相撲についてほとんど知識がなかったのですが、初めて錦戸部屋の稽古場にお邪魔したときに、なぜか直感で、私はここに住むことになると感じたのです。本当に不思議な感覚でした」
そして3年後の2016年、その直感は現実のものとなりました。周囲も驚く22歳の年の差婚でした。
「同世代よりも年上の方が話が合うのです。お友達は50代、60代の方が多いです」
ジェネレーションを超えたコミュニケーション力をお持ちなのですね。羨ましい限りです。
結婚当初より、親方から「歌の仕事を続けていいよ」と言われていたので、歌手と女将さんの二足のわらじ生活をおくっていたのですが、そのことを否定するメディアもありました。
「真夜中にインターホンを鳴らされたり、地方までついて来られたりと散々でした。親方を灰皿で殴ったなどと根も葉もないことを書かれて困っていたときに、タイミングよくテレビ番組『爆報!THEフライデー』(TBS系)から『水戸泉の今』というテーマで取材依頼が入り、弁明の機会を得たのです」
すべての場所の千秋楽パーティに出席し、仕事の合間にちゃんこ鍋を作り、会報誌を作成して全国の後援会に送るなど、女将さんの仕事もこなす様子が放映されると、批判は一切なくなり、平穏な生活を取り戻すことができました。
プロとして活躍する現在でも、ミラノで歌の勉強を続けているという小野さん。ときにはイタリアのゴヴォーネ城でコンサートを開くなど、優雅な活動をされています。さらに昨年は個人事務所を立ち上げ、自らコンサートやイベントのプロデュースも始めました。
「今後は、イタリア以外にも世界各国でコンサートを開催したいです。日本でも地方都市での公演を充実させていきたいと考えています」
直近のコンサートは、1月25日に六本木ヒルズで開催される『Benvenuto2020!』。オペラ初心者向けの解説付きステージだそうです。大人の嗜みとして新たな趣味を加えてみてはいかがでしょう。
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当