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女子アナ日下千帆の「美女は友達」情熱の広報ウーマン

芸能・女子アナ 投稿日:2020.02.13 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」情熱の広報ウーマン

工藤さん(左)と日下アナ

 

 商品や企業のイメージづくりに大きな役割を果たす広報のお仕事は、いつの時代も女性に人気の職種です。今回ご紹介する美女は、どこの企業の人事も欲しがるようなスーパー広報ウーマンでありながら、2009年の「エアギター日本大会」チャンピオンに輝いた工藤芽生さんです。

 

 ご両親ともアナウンサーというご家庭で育った工藤さんは、話すことや表現することが大好き。お芝居を学ぶため、奨学金を借りてロンドンに留学するのですが、借入金が大きくなり、帰国後は女優を目指さず、一般企業への就活を始めました。

 

 

 子供が好きという理由から、新卒で入社したのは、おもちゃメーカーのタカラトミー。広報に配属され、新しく売り出すエアギターの玩具の宣伝のため、業務命令で「エアギター日本大会」に出場することになりました。

 

 最初の挑戦は2006年。この年は女性初の決勝進出となり話題を呼びました。2年目は、ソニーミュージックがオリジナルの楽曲を提供してくれたこともあり、優勝への期待も大きかったのですが、0.3ポイント差で惜しくも準優勝となってしまいました。

 

「このときは、応援してくださる方々に申し訳ない気持ちで、心が空っぽになってしまいました。翌年の挑戦は、もう会社のためではなく、応援団の皆さんのために優勝するしかないとトレーニングに励みました」

 

 ジムに通って体力づくりを始め、鏡の前で指の動きやポージングを毎日1時間は練習。ライブに行ってギタリストの動きを研究するなど、万端の準備で臨んだ2009年、見事、日本チャンピオンとなりました。

 

 フィンランドで開催された世界大会にも出場したおかげで、エアギターの玩具は世界で26万個も売り上げました。実はこのとき、芸のあまりの素晴らしさから、芸能プロダクションから「芸人にならないか」とスカウトされたそうです。

 

エアギターで優勝

 

 その後、業界を変えてアパレルメーカーで広報を担当します。これまでは有名な一部上場企業で、待っていても取材が入る環境だったのに対し、転職先はベンチャー企業であったため、広報戦略も攻めの体制へと変更を余儀なくされたのです。

 

 そこで、工藤さんが目をつけたのは、コールセンターのユニークな対応でした。

 

「お客様からお問い合わせがあると、オペレーターが実際にその商品を試着し、着心地やサイズ感などを電話で実況していくのです。『試着代行サービス』と名づけてテレビに取り上げてもらいました」

 

 さらに工藤さんは、テレビ局のプロデューサーを6年間かけて口説き、会社の女性社長をテレビ番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)に出演させることに成功したのです。放送後は、店舗で商品の取り合いとなり、コートが15万枚売れたそうです。有能すぎる広報ウーマン、恐るべしです。

 

 35歳になったら自分の最も好きな「食」に関わる業界で広報をしたいと考えていたため、現在は、アパレル業界を離れ、タピオカで知られる春水堂で広報ウーマンとして活躍しています。

 

「これからはアレンジティというカテゴリーで、新たな市場をつくっていきたいと考えています。お茶にゼリーやアロエ、野菜などを組み合わせた新しい楽しみ方を提案します。3月上旬には、桜を使ったアレンジティが出ますよ」

 

 常に全力投球の工藤さんは、プライベートも趣味のサルサで海外のステージに立つなど、充実した日々を送っています。「恋愛はこれから。一応、婚活もゆるく考えています」と女子らしい一面もお持ちです。桜とともに、恋の花も咲かせてください。

 

趣味のサルサ

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当

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