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テレ東・佐々木明子×大江麻理子「キャスターの働き方改革は…」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.03.23 16:00 最終更新日:2022.02.14 18:21

テレ東・佐々木明子×大江麻理子「キャスターの働き方改革は…」

 

 先ごろ、1カ月間という異例の長期休暇を取得したことが話題になった、テレビ東京大江麻理子キャスター。休暇の本当の理由は? そして、休暇中にやっていたことは? 先輩・佐々木明子キャスターに “直撃” してもらった!

 

 佐々木キャスターは、『Newsモーニングサテライト(モーサテ)』(午前5時45分〜)で、出勤前のビジネスマンにマーケット情報を伝えている。一方の大江麻理子キャスターは『WBS(ワールドビジネスサテライト)』(午後11時〜)で、1日の終わりにニュースを届ける。それぞれが同局の、朝と夜の “顔” だ。

 

 

 経済ニュースを担当する2人には、「新年度を迎えて日本経済はどうなるか」について語ってもらう……予定だった。しかし、そこで発生したのが、「新型コロナウイルス」騒動。まずはどうしても、このニュースの話題になってしまうようで……。

 

 

大江(以下:大)「本来なら、2020年度の日本経済を語る際の目玉は、東京オリンピック・パラリンピックだったはずですが、新型コロナウイルスの感染が世界に拡大したことで、日本だけでなく、世界的に経済に暗雲が垂れ込めてきてしまいましたね」

 

佐々木(以下:佐)「オリンピックは大きな経済効果が期待されていたのに、開催が危ぶまれる事態だし、世界のマーケットはコロナで大荒れで、連日『モーサテ』は、緊急報道態勢になってしまって。

 

 それと今回、感じたのは、中国と、ほかの国との差。中国は、法整備などの手続きを踏まずに、トップの指示ひとつで町を封鎖したでしょう。民主主義国家では、対応がどうしても後手にまわってしまうもの。

 

 どちらがいい、という答えはないけれど、今後、世界的な問題が起こったときの国のあり方というものを、ちょっと見せてくれている気がする」

 

大「今回は、『コロナ・リセッション(新型コロナウイルスによる株価の暴落)』ともいうべき、景気後退が避けられない事態です。そこで、番組では毎日、冒頭から重点的に新型コロナウイルス関連のニュースを報じています。

 

 日々、情報も経済の状況も変わっていますので、番組の構成も『平時』とは違いますね」

 

佐「本当に。いま、うちの部内でも、マスク着用が義務づけられるようになったわよね。私、今まであまりマスクを着用する習慣がなかったんだけど、頑張ってつけるようにしているもの。

 

 それに『モーサテ』では現在、番組発のセミナーを開催していて。春から、別の試みもいくつか検討していました。ただ、中止せざるを得なくなったものがあって」

 

大「感染予防の観点から、無観客で開催するスポーツやイベントも増えていますよね。これを機に、ネット配信を利用する方が増えて、『ネット上でイベントに参加する』というようなことが、メジャーになっていくかもしれません。

 

 また、ウイルス感染で重症化しやすいとされる高齢者の皆さんのあいだで、ネット通販の利用が加速しそうです。『人間って本当に、しなやかに生活を変えていくんだな』と、あらためて感じます」

 

佐「1年前には考えられなかった光景が、当たり前になっている感じよね。ウイルスの問題を機に、時差出勤が広まって。

 

 テレワークも、もともと『東京オリンピック・パラリンピックを機に普及していくだろう』といわれていたのに、今回の件で、前倒しのような形で、一気に環境が整いつつあるし」

 

大「でも、そういったことがうまくいけば、ずっと言われ続けている『働き方改革』が、いい方向に動いていく可能性もありますよね」

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