芸能・女子アナ
MALIA.「モデルしてても普通に長ネギとか買ってるよ(笑)」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.03.30 11:00 最終更新日:2020.03.30 11:00
モデル、実業家、母親……さまざまな顔をもつMALIA.。5年前からは『東京オーディション(仮)』(TOKYO MX)にてレギュラー審査員を務めている。そんな謎多き彼女の素顔に迫った。
ーーお笑いを審査するうえで気をつけていることは?
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私なんかが審査していいのかなっていう戸惑いはありました。M-1の審査員みたいにアドバイスを交えて審査なんてできるはずないじゃないですか。だから、自分の直感や好みを大切にしてますね。
ーーどれくらいの芸人さんを見てこられた?
毎月20組くらい見てますね。もちろん、かぶっている人もたくさんいますけど。ここから巣立った芸人さんもけっこういて、アキラ100%さん、カミナリさん、平野ノラさん、ぺこぱさんとかかな。
ぺこぱさん、かわいいですよね。この間、お友達のインスタグラムに出てきて、「久しぶりにぺこぱ見た!」と思って。そしたら、最近けっこう活躍してるんだよって教えてもらって、なんか嬉しかったな。
ーー昨年末のM-1はご覧になってないんですか? ぺこぱさん大活躍でしたが。
そうなんだ! これ以外、お笑い番組は見ていないんですよ。
ーーなるほど。公正な審査をするために、ストイックにほかの情報を遮断しているんですね。
ストイック(笑)。そうです。そういうことにしてください。
ーーどんなお笑いが好きですか?
元気でハッピーな感じが好きです! 悪口ばっかりとか、ハードコアな下ネタとかはあんまり好きじゃないかも。
「TOKYO COOL」(「全力じじい」から改名)の、全力でやってて息がぴったり合ってる感じが好きですね。いろんなところで「じじいが好き」って言ってまわってるんですけど、だれも知らないんですよ。だから私がただの口が悪い人みたいになっちゃって(笑)。
ーー個人的にはモデルとしてのイメージが強いですが。
14歳くらいから雑誌「Popteen」のスナップとかに載り始めました。18歳で出産したんですけど、じつはその3週間後にはお仕事復帰したんですよ。もともと決まっている仕事があったっていうのと、妊娠のこともあまり周囲に知らせていなかったので。でも、それ以外は産休して子育てしてました。
2人目を産んだあとはベビー服のプロデュース、3人目を妊娠したときはマタニティ服のプロデュースを始めました。ブランド名の「Anela」はハワイ語で「天使」っていう意味で。お腹にいる子供のことを思って名づけました。ほかに美容用品や雑貨のプロデュースも。
その後、2009年に会社を立ち上げて、ブラジリアンワックスのサロンの経営もやってます。
ーーお子さんが4人いらっしゃいますが、家ではどんな感じなんですか?
1人はもう寮に入っていて手が離れたんですが、中3、中1、1歳の子供と暮らしています。お仕事が終わったら、ダッシュで保育園に迎えに行って、そこから買い物して、晩御飯の支度してって感じです。料理っていっても鍋とかが多いですけど。
ーーじゃぁ、MALIA.さんが普通に白菜とか長ネギとか買ってるんですか?
そうそう。じつはアスリートフードマイスターの資格を持ってるし、母親が栄養士だったので、ちゃんとしなきゃっていう意識はあるんです。
でも、あんまりインスタグラムとかには載せないかな。きれいに盛り付けるっていうより、大皿にドーンっていう感じだから。
あとはうちに人が来ることも多いので、そこでも料理を作りますけど、「みんな早く食べて、はいっ」みたいな感じです。
ーーすごく意外です。ズッキーニとかオリーブを主に食べていると思っていました。
そんなことないんです。だって子供が4人いて、ある程度大きく育ってるわけじゃないですか。つまり、ご飯はちゃんと出てきているわけで、そういうところから逆算的に推測してもらえれば(笑)。でも、やっぱりオリーブのイメージのままでいたい!
ーー最近YouTubeチャンネルを始められましたね。
社内でスタッフさんが動いてくれたのは知っていたんですけど、撮影は突然で。「はい、始めまーす」って言われて「えーーー?」みたいな感じでした。
みなさんが私に抱くイメージってわからないんですけど、あんまり隠さないタイプなんです。だから、YouTubeでは素の私を知ってもらえればって思ってます。
ーーチャンネルを始めて反響はありましたか。
バースデーパーティーをアップしたんですけど、けっこう驚かれました。「うぇーい!」ってすごく騒いでるところとか、ふつう芸能人ってあんまり見せないじゃないですか。特に女性って。心配してくれる人もいたけど、別にいつもの私だし、悪いことしているわけじゃないし。年に一度のお祝いをしている場面を公開しました。
ーー本当に素のMALIA.さんを配信しているんですね。動画ではお子さんへの愛情を感じることもあります。
子供は大好きですね。10代で出産したということもあって、子育てで一緒に成長させてもらいましたし。もちろん、最初の方は毎日が戦いみたいでしたけど。校長室に呼ばれたこともあるし、いろんなことがあったけど、イヤな思い出にはならないんですよね。恋愛だったらイヤな思い出もあるかも知れませんが(笑)。
シングルになりたてで、収入が全然ないときがあったんです。そのころは経済的にも少ししんどかったですね。子供が3人もいたし。とはいっても、習い事とかやりたいことは絶対にやらせてあげたいと思っていたんです。そこは妥協したくなかった。
だから自分が持っているブランド品とかを売ったり、買い物を我慢したりもしました。でも、習い事を始めて2カ月も経たないうちに「やめたい」って言いだしたときは、さすがに「は?」ってなりましたけどね(笑)。
※
意外にも家庭的な一面を持つMALIA.。多忙な毎日のなかでも、深い愛情で家庭を守る彼女に一層のエールを送りたい。
まりあ
1983年2月1日生まれ 37歳 神奈川県横浜市出身 雑誌「Popteen」「ViVi」のモデルとして活躍。4度の結婚で4人の子供を授かる。自身の経験をもとにファッションブランド「Anela Tokyo」を立ち上げ、ブラジリアンワックス「Moalani Wax」などの会社経営もおこなう。1月より「MALIA. CHANNEL」でYouTuberデビュー。そのほか最新情報は公式Instagram(@malia_tencarat)にて