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女子アナ日下千帆の「美女は友達」なんでもマスク開発者

芸能・女子アナ 投稿日:2020.04.16 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」なんでもマスク開発者

日下アナ(左)と土屋さん

 

 外出自粛により室内で過ごす時間が増え、連日のZoom飲み会でアルコール摂取量が増えてしまいそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? この連載も、しばらくの間、Zoomや電話を使用したリモートでの取材となりました。今回ご紹介する美女は、マスクを買いに朝から行列するのはイヤという方のために、素敵なアイデア商品を考案してくれた土屋香南子さんです。

 

 

 布やキッチンペーパーをストラップについているクリップで挟むだけで、瞬時にマスクに変えてしまう「なんでもマスク」が話題になっています。この商品は、土屋さんがお母様やスタッフと一緒に考案しました。

 

 早稲田大学に進学するため、長野から上京した土屋さん。1年間カナダのモントリオールへ交換留学した際、フランスの影響を色濃く受けたケベック州の文化に魅せられ、そのままカナダの大学に残る選択をしました。現地では、趣味の登山で自然に触れていたそうです。

 

大学卒業時

 

 就職活動もカナダでおこない、見事、外資系証券会社に就職。日本支社の投資銀行部門に配属されて帰国し、株式の発行や企業のM&Aを担当するチームの一員となりました。

 

「インターンシップの学生として働いていた頃は、24時には帰宅させてもらえていたのですが、入社後は毎日、深夜3時、4時まで勤務が続きました。心身ともに限界を感じて、1年ほどでやめてしまったのです」

 

 外資系金融機関で働く女性といえば、バリキャリの代表とみなされ、憧れる女子大生も多いかもしれませんが、実際に働くのは体力的に厳しそうですね。

 

趣味は登山

 

 その後、お母様の経営する日用雑貨メーカーでアルバイトとして働いたのですが、まもなく正社員として、新商品の企画開発や営業を担当することになりました。ところが、新生活準備のため売上が上がるはずの3月が、今年は新型コロナウイルスの影響で30%減となってしまったのです。

 

「この苦しい状況でも、会社には融資、従業員には雇用調整助成金を利用した休業補償など、いろいろ手立てはあります。でも、外部組織である『内職チーム』には何もしてあげられません」

 

 しかし、「問題解決」が特技の土屋さんは、ピンチをチャンスに変えてしまいます。

 

「この状況をなんとかしたいと、みんなで考え、ようやく思いついたのが、ストラップを使ってマスクを作るアイデアでした。3月26日に思いついて、4月1日には商品のプレスリリースを打つことができました。プレスリリースは初めての経験でしたが、翌朝、2万件のリツイートがついてると聞いて驚きました」

 

 土屋さんは「小さな会社の強みは、問題解決サイクルを素早く回せること」だと言います。外資企業で働いた経験が、コロナに打ち勝つアイデアにつながったのです。

 

 厚地でフェルトっぽい素材のクッキングペーパーを使うと、肌触りやフィット感がいいそうです。マスクの消毒が面倒という方には、とても嬉しいアイデア商品となりました。

 

「おかげさまで、予想以上の売れ行きとなり、品薄状態になっています。いま、内職チームが全力で増産中です」

 
 働く女性をサポートする商品を作りたいという香南子さん。今後も、お洒落なアイデア商品を次々発信してくれることでしょう。

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社し、編成局アナウンス部に在籍。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。2012年より、東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当

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