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福山雅治「袋とじをきれいに開けるのは僕の特殊技能のひとつ」

芸能FLASH編集部
記事投稿日:2016.09.29 06:00 最終更新日:2016.09.29 06:00

福山雅治「袋とじをきれいに開けるのは僕の特殊技能のひとつ」

 

 映画『SCOOP!』(10月1日公開)で、写真週刊誌のカメラマン・都城静役を演じる福山雅治(47)。撮られる側から撮る側の立場になり、本来天敵であるはずの本誌編集長との対談が実現した。これは事件だ――。

 

本誌 福山さんは、写真週刊誌は嫌いですよね?

 

福山 そんなことはありません。むしろ読者です。FLASHをほぼ創刊当時から買ってます。文春、FLASH、フライデーは今も発売日に買ってます。

 

本誌 こうやって対峙して、今、どんな心境ですか? 

 

福山 緊張しますねぇ(笑)。正直言ってもいいですか? 僕はグラビアが見たくてFLASHを買っています。

 

本誌 それは袋とじ?

 

福山 どちらも。じつは、袋とじを開けるのがものすごく得意なんです。今日は実際にお見せしましょう(笑)。まず、切れ目を入れて、それから開いていく。速いでしょう?

 

本誌 すばらしい(拍手)。

 

福山 いつも発売日に買って移動車の中でやってます。お寺の修行僧が汚れてもいないのに毎朝廊下を拭くのと同じです。習慣ですね(笑)。ハサミを使わずにきれいに開ける。僕の特殊技能のひとつかと(笑)。

 

本誌 福山さんは被写体として狙われる側ですよね。今回、映画『SCOOP!』のコピーが「日本一撮られない男」ですね。

 

福山 ほんとにね、よけいなキャッチで、ますます挑発するようで勘弁してほしいです(笑)。

 

本誌 ご自身の記事は見ますか?

 

福山 見ます。あぁ、こんなふうに叩かれてるんだ、と(笑)。ゴシップ記事って、書かれている当事者は自分のことなので何が事実で何が嘘かわかるわけですよね。なかには、コレけっこうしっかり取材してるな、というのもあれば、行数を埋めるために適当なことを書いてるな、というのもあります。自分のことはわかっているからいいんだけど、まわりの人のことで嘘を書かれると、それを信じてしまう人がいるので困りますよね。

 

本誌 直撃取材を受けたことは?

 

福山 ないです。追跡されることはありますけど。仮に直撃されても無言だと思います。今までもプライベートに関する取材については基本的に何も答えてきてません。

 

本誌 福山さんには撮られないための対処法やルールがありますよね?


福山 あるかないかも言いませんが(笑)。記者とカメラマンが自宅の前に張り込んだりしてますが、それはもちろんわかります。わかりやすいところに車を張らせておいて、わかりにくいところから撮ろうとする、とか。そういうひっかけはあります?

 

本誌 それはそうですね。って、こっちの手の内を明かしてどうする(笑)。

 

福山 いやいやいや。Mr.マリックさんの手品みたいなもので、種を明かされても、できるかできないかというのは別次元の話じゃないですか。

 

本誌 でも、これまで撮られたことがないというのは奇跡に近いですよ。

 

福山 自分で運転して家を出たとき、追いかけてくる車がいたらそれ(マスコミ)ですからね。とりあえず、前には行かれないようにしなきゃとは思いますけど。努力といっても撮られないための努力はそれくらいです。

 

(週刊FLASH 2016年10月11日号)

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