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吉田羊&滝藤賢一「袋とじをやめてほしい」意外な理由

芸能FLASH編集部
記事投稿日:2016.10.08 06:00 最終更新日:2016.10.08 06:00

吉田羊&滝藤賢一「袋とじをやめてほしい」意外な理由

 

 映画『SCOOP!』(主演・福山雅治 公開中)で、芸能&事件班・副編集長を務める吉田羊と、グラビア班・副編集長の滝藤賢一。いわば、ライバル関係にある2人が、本誌で直接対決だ!

 

滝藤 僕は、この映画『SCOOP!』の撮影前、大根(仁)監督に、「吉田羊さんのアドリブには絶対つき合わない」って言ってたんですよ。

 

吉田 それはなぜ?

 

滝藤 羊さんがアドリブに強いのを知っていますし、負け戦になるだろうと思って。結局、引っ張りこまれましたけど(笑)。

 

吉田 私が(アドリブを)出せば出すほど、卓球みたいに返していたじゃないですか(笑)。頼もしかったし、楽しかったですよ。

 

滝藤 だってさ、ここ何年も吉田羊の時代でしょう? 勢いがすごい。食われるのは悔しいから、アドリブに乗らずに脚本の中だけで勝負しようと思った。

 

吉田 意外(笑)。なぜならば、滝藤さんは自分がこの現場でいちばんお芝居がうまいと思ってるでしょう?

 

滝藤 そんなわけないでしょ!

 

吉田 でもそれはね、不思議と嫌みがない。滝藤さんの役に向かうストイックな姿勢というのは誰もが知っていることだし、実際に結果を残されている。説得力があるからなんです。

 

――副編集長役を演じて気づいたことは?

 

吉田 撮る側になると、世の中をアッと言わせたいという欲がふつふつと出てくるんですね。最初は低かった沸点が、世間のリアクションによって、少しずつ上がっていく。自分は世の中を動かしているかもしれないというのが正義になってるのかなと。この仕事をやりたいという人の気持ちは理解できないけど、人間の“見たい”という欲望がある以上、週刊誌はなくならない。

 

 また、私は私で関係ないところで週刊誌を見たときに、この人、この後どうなるんだろう? という思いが生まれて、これはいたちごっこだな、終わらないなっていうのは思いました。

 

滝藤 僕は、そんなに気にしていないし、撮られるようなことしていないですからね(笑)。

 

吉田 自分の生き方を信じるしかないですね。何を書かれても自分はこうやって生きていくんだ、という強さを持つことが大事だなと思います。

 

――写真週刊誌にひと言、どうぞ。

 

滝藤 グラビアページの袋とじはやめてください(笑)。

 

吉田 部屋に滝藤さんしかいなくて、誰かが来て袋とじが開いてたら、滝藤さんが開けたと思われるから(笑)。

 

滝藤 だから、最初から開けておいてほしい。どのみち開けるんだから。

(週刊FLASH 2016年10月18日号)

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