芸能・女子アナ
EXILE AKIRAとの2ショット写真がチケット詐欺に使われた!
芸能FLASH編集部
記事投稿日:2015.03.19 13:00 最終更新日:2016.02.21 22:57
「EXILEのコンサート情報がないかとネット検索したところ、たまたま、引っかかったのがA氏のツイッターでした。関係者向けの特別チケットがあるがさばき切れないので、定価でよければ譲りますという内容でした」(昨年7月に被害に遭った女性)
チケット入手が困難とされるアーティストの“関係者チケット”があるとSNS上で告知。購入希望者にチケット代を振り込ませるもチケットは届かず……という被害が昨年ごろより続出している。この卑劣な行為をおこなったと疑惑を持たれているのは都内に住んでいるというA氏だ。
女性は、チケット購入が締め切られていた時期でもあったので、ツイッターに購入希望を上げた。すると、一対一で、やりとりするためのLINEのIDが送られてきたという。Aと名乗る男性はLINE上で、EXILEの事務所関係者だと自己紹介した。
「チケット代を振り込めば、予約が確定できるということでした。先にお金を支払うことになるので、身分を証明するものを求めたら、健康保険証を写した写真が送られてきました」(同前)
さらにA氏は、メンバーのAKIRAと自身だという2ショット、チケットの束の写真を矢継ぎ早に送ってきたという。
「自分のことを信用してほしい、とか書いてありました。写真にあったチケットはいい席ばかり。じつは以前に、開演ぎりぎりまで空いていた席のエリアがあって、ファンクラブ仲間から、『あれは事務所関係者が使う接待枠の席だ』と聞いたことがあったので、本当に関係者だと信じたのです」(同前)
すっかり信用した女性は、A氏に希望枚数分の金額、数万円を振り込んだが、結局、コンサート開催日までにチケットは届かなかった。
「2、3日後に、返金するという内容のメッセージがLINEに送られてきましたが、返金予定日などの具体的なことは、はぐらかすばかりでした」(同前)
じつは、今年になり、女性が詐欺被害についての相談をSNSに書きこむと、ほかにも数人、同様の被害者がいたことが発覚。また、昨年末にもEXILEや、韓国のJYJの公演のアリーナ席が大量に余っているという内容のツイートが同じタイムラインに上げられていたこともわかった。別の被害女性は、こう明かした。
「LINEで知り合ったほかの被害者のなかには、延べ40万円以上も 振り込んだ女性がいました。その女性は警察にも詐欺事件として相談したのですが、『返金すると言っているし、居所(住所)も明らかにしているから、警察として明確な詐欺行為があったとは判断できない』と言われたというのです」
ネットでの個人取引トラブルに詳しい平間邦夫弁護士は次のように解説する。
「明らかに詐欺行為に思えますが……。チケットを用意するつもりが、できなかっただけで、返金するという意思を明らかにしているのならば、警察としては『当事者間で話し合う事案』の域を出ていないと判断したのでしょう」
どうにもファン泣かせである。この件について、EXILEが所属する事務所は「AKIRA本人も写真を確認しましたが、まったく誰か見当がつかないとのことです。事務所としても誰かわかりません。被害が出ているという連絡・報告は受けておらず、より詳細がわかりましたら教えていただきたい」と答えている。
本誌はA氏に事情を聞こうと自宅を何度となく訪れたが、郵便物は溜まったままになっており、最近、帰宅した形跡はなかった。本誌が把握した被害者は女性ばかり。一部はすでに対応を弁護士と相談している。
(週刊FLASH 2015年3月31日号)