芸能・女子アナ
因幡晃、大石吾朗氏のナレーションから始まったデビュー40周年記念コンサートツアー
芸能FLASH編集部
記事投稿日:2016.03.14 23:51 最終更新日:2016.03.14 23:51
歌手の因幡晃(61)が12日、中央区の日本橋三井ホールでデビュー40周年記念コンサートツアーのファイナル公演を行った。
今回、『40th Anniversary 因幡 晃アコースティックコンサート2015~2016 FINAL~今、自分を愛してください~』と銘打たれたコンサートは、オリジナルアルバム「ことづて」ツアーのファイナル公演となる。昨年7/11より新潟県新発田市から40周年記念コンサートツアーツアーをスタートし、全国を巡り、この日はその最終日27箇所目となる。
オープニング。開演を待ちわびるファンの前に今も語り継がれる伝説のDJ『コッキーポップ』の大石吾朗氏のナレーションから始まった。因幡晃のデビューのきっかけとなった、『ヤマハポピュラーソングコンテスト』が再現され、『エントリーナンバー17、因幡晃君!わかってください』というコールからコンサートは始まった。会場には640名の満員の観客で埋めつくされ、デビュー当時から変わらぬ音域で歌い続けるボーカルに観客は聴き入っていた。因幡晃の長男である 因幡 篤(25)をドラムに据え、スペシャルバンドをバックにしたコンサートは、幕を開けから、「忍冬」「別涙」などの自身のヒット曲の他、昨年9月発売の40周年記念アルバム「ことづて」に収録された曲も織り交ぜ、約3時間、全28曲を熱唱した。
今回のコンサートのスペシャル企画として、ステージ上にてクジ引きで選ばれた4人の観客が、ステージ上で因幡に歌って欲しい楽曲を直接リクエストする、スペシャルな企画が用意されていた。リクエストした観客は、自分ひとりの為に因幡本人が歌う演出に、感無量の様子だった。また、デビュー前の貴重な映像(ヤマハポプコン出場時の映像)が流れるなど、40周年ファイナル公演ならではの内容となった。
因幡は「デビューした時には40年間も歌っているとは、思わなかったです。40年、歌ってこれたのは、何よりもこれまで応援してくれたファンの皆様のお陰。その感謝の気持ちを込めて、必ず良いコンサートにしようと準備してきて、満員のお客様の前で無事終演できた事が本当に嬉しいです。』と終わった後の感想を語った。加えて『これからも45周年、50周年に向けて、自分のペースで歩いていきたいです。』と、これからもアーティストとしての意欲も語っていた。
因幡晃
1954年3月18日生まれ・秋田県大館市出身・B型・現在61歳。1976年ヤマハポピュラーコンテスト(通称:ポプコン)で最優秀曲賞を受賞した「わかって下さい」でデビュー。近年、堀内孝雄、杉田二郎らとブラザーズ5を結成し、活動を広げている。40周年記念アルバム『ことづて』発売中。