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【ジャニーズ追っかけ日記】24時間テレビ司会「NEWS」復活の軌跡

芸能FLASH編集部
記事投稿日:2016.04.04 20:00 最終更新日:2016.04.04 20:00

【ジャニーズ追っかけ日記】24時間テレビ司会「NEWS」復活の軌跡

写真:AFLO

 

 先日、今年の24時間テレビのメインパーソナリティの発表があった。

 

 7年ぶり2度目、NEWSが任されたのだ。

 

 これはジャニヲタにとって人一倍喜ばしいことであった。

 

 他のグループのファンからも本当によかったね、おめでとう!と言われる。それはなぜか。

 

 NEWSは2003年結成、今年で14年目に突入する。

 

 最初は9人グループだった。幾度の脱退、活動停止を乗り越え、現在の4人に落ち着いている。

 

 みなさんの記憶にもあるだろうか、最大の危機は2010年の山下智久、錦戸亮の脱退だった。

 

 グループの中心だった山下、錦戸が脱退したことにより「NEWSは終わった」と誰しもが思っただろう。 「イチゴのないショートケーキ」だとまわりから言われたと、現メンバーの加藤シゲアキは後に語る。

 

 一度は「終わった」NEWSが24時間テレビのパーソナリティに抜擢されるほどの人気を取り戻したのはなぜだろうか。

 

理由(1)アイドル+αの新しいアイドルスタイル

 

 現メンバーは結成当時、ファンの数でいえば下から数えたほうが早いメンバーの集まりである。

 

 得意分野も特になく、とにかくNEWSに選ばれたはいいが立ち位置も後方であった。

 

 悩んだ彼らは自分の才能を必死に探した。手越祐也はサッカー。増田貴久はファッション。さらに歌の上手かった彼らはテゴマスを結成する。

 

 小山慶一郎は話すこと得意とし、キャスターとなった。

 

 そして、加藤は小説家となる。

 

 個人活動を活発とすることでグループに還元するという新しいスタイルを確立した。

 

 自己発信でここまで個人の色が出ているグループもめずらしいのではないだろうか。

 

 そしてこの活動が功を奏し、ここまで復活したといっても過言ではない。

 

理由(2)ダメな奴ほど可愛がりたくなる

 

 親が一番かわいがるのは一番手のかかる子だという説がある。それと同じものをNEWSにも感じる。

 

 13周年といえどもNEWSとして実際に活動していない時期もあった。実質で言えば半分くらいではないだろうか。

 

 1年に1枚もシングルが出ない年もあった。冠番組もない、メンバーで集まることさえない年もあった。

 

 こんなのグループじゃない、でもメンバーも苦しんでる。大丈夫かしら……と、まるで思春期の子供を見守る親の気持ちである。

 

 そして、現メンバーは当時を振り返り少年のように涙を流す。 「どんなことがあっても僕らはNEWSが好きなんです」と。

 

 こんなことを語られたら応援せずにはいられないだろう。少なくとも頑張れと思うはずである。

 

「イチゴのないショートケーキ」のくだりには続きがある。 加藤は思うのだ。「そうかもしれないけど、スポンジだってうまいから! 最高のスポンジケーキと、最高の生クリームになってやろう」と。

 

 加藤の言ったとおり、最高のケーキになったのではないだろうか。

 

  NEWSのサクセスストーリーは、いま始まったばかりだ。(菱田アスカ)

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