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元アナウンス部部長・露木茂が語る「フジ女子アナ帝国の興亡」(1)女子アナ 2016.05.02

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 「フジテレビは他局に比べ、売れっ子女子アナを厚遇することで有名。フジはカトパンの退社の意思が堅いと見るや、“他局で番組を持たれるよりは”という思いで、『ホンマでっか!?TV』などのレギュラー3本を継続。旧『すぽると』枠の新番組『スポーツLIFE HERO'S』キャスターの座も与えて“抱え込み”を図った。

 

 “使い放題”の社員から1本数十万円のギャラを払うフリーアナへ。経費削減が至上命題のフジとしては痛いが、上層部もやむをえないと判断した」(放送作家)

 

 2008年の入社以来、フジの屋台骨を支えてきた加藤綾子アナ(30)が4月限りでフリーに転身。カトパンの退社にともない、社内も混乱状態が続く。フジ関係者が不満を漏らす。

 

「『めざましテレビ』の後任アナも宮澤智か、永島優美かハッキリしなかった。番組担当も発表直前まで知らない状態。今回に限らず、上下の連携が取れていない」

 

 結果的に『めざまし』のメインキャスターには3年めを迎える永島優美が抜擢された。

 

「新人時代からポストカトパンとして育てられてきた永島の起用は既定路線。ただ、思惑どおりに人気が上がっているわけではなく、荷が重いという声が上がっている」(同前)

 

 ここ数年、日本テレビ『ZIP!』の猛追を受けていた『めざまし』は、2月の月間平均視聴率でついに首位から陥落した。

 

「わずか0.5%差だが、3月末でカトパンが卒業するので、さらに差が広がると危惧されている。後番組で同時間帯1位の『とくダネ!』『ノンストップ!』にも影響が出ると、民放最下位の常連になりうる」(同前)

 

 カトパンの消えるフジアナウンス室を今、裏でまとめるのは、今春7年めの山﨑夕貴アナ(28)だ。 「パンツ7枚しか持っていない」「就職活動時はシャツ1枚で5日間乗り切った」などのぶっちゃけ発言も人気で、昨年末の「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン)では前年 10位から4位に急上昇。

 

「“ブスカワ”といわれるルックス面でも得をしているのか、開けっぴろげな性格でアナウンス部の潤滑油になっている。永島とは自宅を行き来するほどの仲よしだ」(同前)

 

 早朝の『めざまし』、午前の『ノンストップ!』、バラエティ番組にも頻繁に顔を出す山﨑アナは、ほとんど敵を作らないという。

 

「普通、女子アナは生活リズムの合う同じ番組の担当同士で仲よくなるが、山﨑の場合は時間帯の違うコたちとも繫がっている。

 

 たとえば、『めざまし』を離れた生野陽子とも少ない休日に一緒に出かけるし、夜の『すぽると!』を担当する宮澤智とも時間を見つけて旅行に行く。

 

 ベテランの域に差しかかる中村仁美ともうまくやっているし、副部長の西山喜久恵アナからの評価も高い。同期の細貝沙羅とはあまり絡みがないようだが、見事なまでの全方位外交だ」(同前)

 

●「26歳定年」だった1970年代の女子アナ

 

 現在では当たり前のように、女子アナが報道やバラエティといったカテゴリーを飛び越えて活躍するようになった。その経緯を探ると、今から36年前に行き着く。

 

 フジ開局から4年後の1963年に入社し、1970年には「よど号ハイジャック事件」をスクープするなど敏腕アナウンサーとして鳴らした露木茂氏(75)は長らく、女性アナウンサーの地位に疑問を抱いていた。  

 

 当時は2年契約4年雇用で、基本的に定年は26歳だった。

 

 1980年秋、アナウンス部副部長だった露木氏は『女性アナウンサー契約制の経緯と分析』というレポートの作成に取りかかる。

 

 過去20年間の女子アナ47人の在職年数や退職理由、転身先などを独自に調査。すると、在職平均年数は4.6年で、最長は田丸美寿々の8年と判明。退職者を調べると、39名のうち16名がフリーアナとして活躍していた。

 

 みずから育てた人材が社外に易々と流出している現状を見かね、女性アナウンサーをもっと活用すべきだと日枝久編成局長 (当時)にレポートを提出。

 

 すると、アナウンサーを再発掘するために各分野のプロデ ューサーが集まる「アナウンス委員会」が生まれ、女性アナの「26歳定年」も廃止された。

 

「僕は『この人は報道』『あの人はバラエティ』という壁をぶち破りたかった。仕事の幅をどんどん広げるべきだと思っていました」

 

 そして、局をリードするプロデューサーからオファーが舞い込んだ――。(第2回めに続く)

 

(FLASH DIAMOND 2016年4月30日号)

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