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元アナウンス部部長・露木茂が語る「フジ女子アナ帝国の興亡」(2)女子アナ 2016.05.05

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  1981年、『なるほど!ザ・ワールド』の王東順プロデューサーに「番組のキャラクターとして通用する人材が欲しい」と言われ、益田由美アナを推薦すると、海外での体当たり取材が評判を呼び、“ひょうきん由美”というあだ名ができるほど人気を呼んだ。

 

 翌1982年、『笑っていいとも!』がスタートすると、横澤彪 (たけし)プロデューサーは「しゃべれないからいい」という理由で人気コーナーに新人アナウンサーを起用した。当時では異例のことだった。

 

 目新しい仕掛けが大いに受け、自局にしか出演しない女子アナのスター化は有利に働いた。同年、フジは初めて「視聴率三冠王」に輝く。

 

 勢いはさらに増し、『オレたちひょうきん族』に出演していた山村美智子が1983年、寺田理恵子が1986年にレコードデ ビューを飾り、1987年には現在も続く月9ドラマ枠の第1弾として『アナウンサーぷっつん物語』が放送され、寺田や長野智子といった現役アナウンサーが出演。

 

 “アナウンサーのタレント化”と批判されることもあったが、露木は気に留めなかった。

 

「部内で、『アナウンサーの仕事を逸脱してはダメだ』という言い方はけっしてしませんでした。むしろ、『アナウンサーはなんでもできるんだ』と示したかった」

 

 1988年には、看板番組『プロ野球ニュース』の司会者に、野球の知識がほぼ皆無の中井美穂が起用される。当時は野球の現場に女子アナが出向くことすら稀な時代。無謀な挑戦に思えたが、露木は成功の可能性を感じていた。

 

「一緒に番組をやると、本番1分前まで同期の女性とスタジオの外で世間話をしているのに、すっと切り替えて番組に入っていける。自然体でスタジオに溶け込める性格だから、いけるかもしれないと」

 

 同年には「花の三人娘」八木亜希子、河野景子、有賀さつきが入社。フジを活気づけた。実際に採用を担当した露木氏は言う。

 

「当時の試験官はすべて男性なので、どうしても男目線で選んでしまう。でも、視聴者の半分以上は女性だから、個人的にベテランの女性アナウンサーに頼んで、カメラテストを見てもらい、その意見をずいぶん参考にしました」

 

 伝統的に報道番組や情報番組で後塵を拝していたフジは1994 年に『めざましテレビ』をスタート。徐々に女子アナを前面に押し出すスタイルに変えた。

 

 高島彩や中野美奈子がキャスターを務めていた2004年に初めて同時間帯1位を獲得。夕方帯の『スーパーニュース』でも八木、木佐、西山といった好感度の高い女子アナを起用したこともあり、フジは2004年から2010年まで7年連続で「視聴率三冠王」を獲得。

 

 帯番組をまかせられる人気女子アナの存在は局全体に大貢献した。

 

 だが、2011年に日テレに三冠王の座を明け渡して以降、フジは低迷期に入っている。加藤綾子に次ぐスターが生まれない苦しい現状下、昨秋から“めざましファミリー”に加わり、4月から2年めを迎える宮司愛海(24)に上層部の期待がかかっているという。

 

「休日は浅草で寄席を見て、新橋のガード下でひとりで飲んでいるそうです。下ネタも厭わずに話す。デキる女子アナに共通した“オヤジ転がし”がうまく、誰にでもフレンドリーで敵を作らない。カトパンと山﨑アナのいいところを抽出したタイプ」(放送作家)

 

 フジの再浮上は、スター女子アナの誕生にかかっている。最後に露木氏はこう直言。

 

「人の道に外れたことをやれとは言いませんが、最近の女性アナは見えない枠の中に収まっている。もっと素直な感情を表 に出してもいいのかもしれません」

 

(FLASH DIAMOND 2016年4月30日号)

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