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スピード違反激増のアメリカ高速道路で「マスクばらまき」事件
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.05.01 14:54 最終更新日:2022.12.07 15:33
新型コロナウイルスの影響で外出自粛になり、日本では首都高速がガラガラになった。そのため、大騒音で暴走する「ルーレット族」が増えているという。
アメリカでも交通量の減った道でスピードを出す車が増えている。カリフォルニアでは時速160キロ以上の車に対し、警察が発行した注意チケットが1カ月で2500枚、前年の同じ時期より87%増加した。ニューヨーク州の郊外では時速228キロ、ミシガン州では290キロで走行し、スピード違反切符を切られたドライバーが出てきている。
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一方、カリフォルニア州ヘイワードの高速道路では、4月29日、箱に詰められていた何百枚ものマスクがばら撒かれる出来事が発生した。
地元の高速パトロール隊の発表によると、白いピックアップトラックが高速道路上に止まり、いきなりマスクをレーン上に撒き始めたという。さらに通りがかった車の何台かが停止し、運転者たちが外に出てマスクを拾い始めた。
この騒動で、高速道路は一時通行止めとなった。ばら撒かれたマスクがどこから入手されたもので、全部で何枚だったかは明らかになっていない。
SNS上では、「犯人に罰金を!」「1枚1000ドルの罰金だ」などの憤りの声や、「万が一マスクが汚染されていたものだったら……」と危惧する声が寄せられた。
警察はフェイスブックにパトカーの後部座席に積まれたマスクの写真を載せ、高速道路で車から出るのは危険だと念をおしている。(取材・文/白戸京子)