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安倍首相辞任への芸能人コメント総まとめ「ロマンの在り方が同じ」

社会・政治 投稿日:2020.08.30 15:00FLASH編集部

安倍首相辞任への芸能人コメント総まとめ「ロマンの在り方が同じ」

 

 安倍晋三首相が8月28日、持病である潰瘍性大腸炎が再発したことから辞任を発表。2007年9月に第1次政権の任期途中で辞任したのも、この持病の悪化が原因だった。

 

 7年8カ月、国の舵取り役を担った安倍首相に芸能界からも労いの声が寄せられている。

 

 

 DAIGOはツイッターで「安倍首相、長い間本当にお疲れ様でした」とコメント。続けて「祖父竹下登と、安倍晋太郎先生は仲が良く祖父は安倍晋太郎先生を総理に出来なかった事を、ずっと悔やんでいた事を思い出します。お父様の分まで二度、総理大臣になられ、歴代最長の連続在籍日数。偉大な総理大臣でした。ありがとうございました」と称えた。

 

 交友のあった西川きよしは、8月29日放送の『ありがとう浜村淳です』(MBSラジオ)で、安倍首相が昨年4月、大阪での「G20」告知のため、なんばグランド花月で上演された吉本新喜劇に出演した際を振り返り、「アドリブで総理は新喜劇の中でこう言ったんですよ。『大阪はいいとこですねえ。四角い仁鶴がまあるく収めます』って。『笑百科』(NHK総合)の」と秘話を披露。

 

 また、外交に貢献した安倍首相に「おやめになっても、すごい地球上の知識が入ってるわけですよ。(周囲に)いろいろアドバイスしてね。これからも体を治して、頑張ってもらって」とエールを送った。後継については「小泉(進次郎)さんなんか、これから頑張ってもらいたいですね」と名前をあげていた。

 

 以下、芸能人のコメントをまとめてみよう。

 

●松任谷由実
「テレビでちょうど(会見を)見ていて泣いちゃった。切なくて。私の中ではプライベートでは同じ価値観を共有できる。同い年だし、ロマンの在り方が同じ。辞任されたから言えるけど、ご夫妻は仲良しです。もっと自由にご飯に行ったりできるかな」(8月28日の『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』)

 

●中居正広
「本人が一番悔しい思いをしているんじゃないですかね。ご本人も同じことは繰り返したくはなかったでしょうし。僕らには考えられない責務をずっと担っているわけですから」(8月29日の『中居正広のニュースな会』)

 

●劇団ひとり
「ここ最近見る、総理の雰囲気からすると、すごくすがすがしい顔になっていた。ずっと悩んでいて、決心がついたからなのか、ご病気とはいえ、言葉は力強かったなという印象でした」(8月29日の『中居正広のニュースな会』)

 

●石坂浩二
「とにかく以前 “投げ出した” と言われたことがあって。また、というので総理は本当になんとかなさりたかったと思う。病院側がかなり説得なさったんじゃないでしょうか。(次期首相候補は)とにかくこういう世の中ですし、空白を作るのが一番まずいと思うんですよ。いろんな投票の仕方が話題になっているんですけど、僕は菅(義偉)さんにやっていただくのが一番すんなりと、その路線でつながっていくんじゃないかという気がします」(8月29日の『サタデーステーション』)

 

●池上彰氏
「病院での2回目の診察の後、記者たちが体調を聞いたときに、政治家だと『元気です』と言うはずなのに、おっしゃらなかった。『そういうことを言えないくらい、正直だし、症状が悪いのかな。ひょっとして』とは思っていました。今回、総理大臣をやめることになった。一刻も早く病気の治療をしていただきたい。1人の人間として、とにかく早く治っていただきたい」(8月29日の『池上彰のニュースそうだったのか!!』)

 

●ビートたけし
「安倍さんは、加計とか森友とかいろんな問題を起こしてコロナで話題がうつって。安倍さんが持病で勇退するってことは、総理大臣として政治的な汚点を残さず、病気が原因でやめていくっていうのは、失礼な言い方だけど運がよかったなって思って。野党がちゃんとしてたら安倍さんはもっと早くやめてるはずなんだけどな」(8月29日の『新・情報7days ニュースキャスター』)

 

●明石家さんま
「俺のところに話が来たらどうしようかと思うんですよ。『首相になってくれ』とか急に言われたら……俺の方がちゃんとできると思うぞ。世の中の人も望んでるかもやわ、俺を。明るい日本にって、コロナ禍の中で」(8月29日の『ヤングタウン土曜日』)

 

●松本人志
「まずはやっぱり7年8カ月お疲れ様でした。アベノマスクを安倍さんが何週間前からやめたでしょ。あのぐらいからちょっと心が折れてんのかなという気がしましたね。国内ではいろいろあった人ですけど、外国においてはなかなか安倍さんに代わる人がそんなたくさんいないな、というのが少し不安ではありますよね」(8月30日の『ワイドナショー』)

 

●指原莉乃
「純粋に体調が心配。批判が多かったけれど、じゃあこのまま続けて急に倒れて入院ということになると考えたら、本人は苦しい決断だと思う。(立憲民主党の石垣氏のりこ氏の「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などの声に)人の痛みに気づけない人は悲しいですね」(8月30日の『ワイドナショー』)

 

●石原良純
「(長期政権で)日本の代表として顔が見える(存在だった)。そのなかで頼りがいはあるように見えた。若い人は首相って安倍さんしか知らない。(それが)いなくなるのはいろいろ考える。(ポスト安倍は)僕より若い人にやってほしい」(8月30日の『ワイドナショー』)

 

●ラサール石井
「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない。何とも言えぬ脱力感。記者会見はヌルく、まるで番記者と総理のお別れ会のよう。3年B組金八先生か。てかプロンプターなしでできるんじゃん。最初からそうすりゃいいのに。まだまだ闇は続く。何も終わらぬ。何も変わらぬ。みんなで見続けるしかない」(8月28日ツイッター)

 

●ダレノガレ明美
「長期間の激務に耐えた総理です。首相も同じ人間、これからはお身体を一番に大切にしてほしいです!」(8月28日ツイッター)

 

●SUGIZO
「安倍首相、長年本当にお疲れ様でございました。今後、次政権の的確なリードにより2020年、あらゆる意味でズタズタに荒れ果ててしまった日本の再生、隆盛を願って已みません」(8月29日ツイッター)

 

●小柳ルミ子
「国民1人1人様々なご意見があるかと思いますが1番悔しいのは安倍総理大臣ご本人です 1国のリーダーであっても人間です ご自分の命が1番大事です 今は安倍総理大臣に『感謝の意』を表しましょうよ。『この1ヶ月 悩みに悩んだ』と仰いました【退く】…と言う事は【立ち上げる】…事より大変な【勇気】と【重圧】があります。どうかご自分の身体を健康を命を第一にお考え下さいます様、心からお疲れ様でした」(8月28日ブログ)

 

●安倍首相モノマネ芸人のビスケッティ佐竹
「第1次政権の際から、当時は顔まねしかできず、しゃべり方までものまねできなかったのでありますが、第2次政権のおかげで私自身も、ものまね芸人として比較的成長することができた。収入ももちろん上がり、結婚もすることができた。これもひとえに、安倍総理が長く政権を行っていただいたからであります。どんな芸人よりもアベノミクスの影響を受けたと言われておりました。私自身、日本最長の総理大臣である安倍晋三さんのものまねを急にやめるということはありません」(8月28日YouTube)

 

 コロナ禍という未曾有の事態のなかでの退陣となった安倍首相。芸能人それぞれに受け止め方はさまざまだ。

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