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12歳の少女や妊婦まで…“警察管理都市”香港の壮絶取り締まり

社会・政治 投稿日:2020.09.25 06:00FLASH編集部

12歳の少女や妊婦まで…“警察管理都市”香港の壮絶取り締まり

8月31日、太子駅での警察の無差別襲撃事件事件から1周年の抗議デモに参加する市民

 

 6月30日に香港国家安全維持法(以下、国安法)が施行されてから約3カ月――。“東洋の真珠”と謳われた都市の輝きは、どのように変わったのか。民主化デモの取材を続けている現地在住ジャーナリスト・角脇久志氏が語る。
「市民の抗議活動やデモに対し、香港警察による暴力的な逮捕がまかりとおり、常態化しています。民主派議員・活動家への不当な逮捕が相次いでいるんです」

 

 香港警察の横暴を示す事件は、枚挙にいとまがない。以下が、ここ1カ月の間に起こった恣意的かつ、暴力をともなう逮捕事例だ。

 

 

【被害者なのに……議員を国安法で逮捕】
 香港デモで逮捕された市民のサポートをおこなっていた民主派の立法会議員、林卓廷(ラム・チュクテン)議員が8月26日、国安法違反で逮捕された。
 林議員は2019年7月21日、地下鉄の元朗(ユンロン)駅で起きた「白服を着た覆面集団」による乗客たちへの無差別襲撃事件で現場に駆けつけ、市民の保護をおこなった際に、自身も暴漢から襲撃を受け、18針を縫う重傷を負った被害者でもあった。
「この襲撃事件は、警察とヤクザが結託して起こしたといわれ、地元メディアにより多数の証拠が明らかにされています。その結果、警察と市民の決裂が決定的になりました」(角脇氏)

 

 ところが、林議員にかけられた容疑は、「昨年の元朗駅襲撃事件を扇動した」とするもの。さらに警察側の見解は、「100人以上のヤクザが杖などの武器で乗客を襲撃していたが、乗客も相応の武器で反撃し、力は拮抗していた。一方的な襲撃とは言えない」。
「妊婦や記者など、47人もの市民が重傷を負った事実を歪曲し、国安法によるムチャクチャな解釈で被害者の林議員を逮捕する香港警察に、呆れた市民からは激しい非難の声が上がりました」(角脇氏)

 

【妊娠8カ月の妊婦を地面に…】
 2019年8月31日、香港の地下鉄太子(プリンスエドワード)駅に大量の武装警察が突入し、デモ参加者はもちろん、乗客を無差別に襲撃する事件が発生。警察への市民の憎悪を決定的にした。
 事件から1周年となる2020年8月31日、太子駅入り口に祭壇が設けられ、死者に花を手向ける人々で長い行列ができた。駅周辺にも国安法施行以降、より暴力的な取り締まりを続ける警察に抗議する数千人規模の市民が集まった。

 

 これを受け、警察は大量の武装警官を動員。そして、現場に居合わせた妊娠8カ月前後の妊婦を地面に押し倒し、胡椒スプレーを噴射するという事件が発生する。地面に叩きつけられた妊婦は救急車で運ばれ、流産など最悪の事態は免れた。
「警察の蛮行を大声で批判する市民もいましたが、すぐに警察官数人が取り囲み、IDカードをチェック。罰金を科していました」(角脇氏)

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