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日本郵便が日本初の配送ロボット「デリロ」を公道で実証実験
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.10.07 17:28 最終更新日:2020.10.07 17:35
10月7日、日本郵便が、日本初となる物流分野での配送ロボット公道走行実証実験を都内でおこなった。
「デリロ(DeliRo)」と名付けられた愛らしい形のロボットは縦96cm、横66cm、高さ109cm。横にある4枚の扉を開き、郵便物や宅配便を入れて配送をする。
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「目的地までのルートを入力したら、あとは自動で走行します。交差点では信号機の色を認知して停止します。スピードは最大で時速6km、実証実験では約4kmで走行します」と日本郵便担当者。
今回は不測の事態に備えて「監視員」が伴走したが、将来的には遠隔監視・操作となり、担当者がモニターを見ながら安全を担保するという。
「物流の人手不足は慢性化、深刻化していて、配送拠点から客までのいわゆる『ラスト1マイル』の効率化は喫緊の課題です。
他の配送大手も同じようなロボットの開発を進めていますが、ロボットを車両として扱うのかなど法律面で解決しなければならないことも多く、越えなければならない壁はまだまだあります」(経済記者)。
期待は高まるが……。