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習近平氏「コロナ疑惑」に、トランプ氏を叩いた中国メディアは沈黙

社会・政治 投稿日:2020.10.15 21:50FLASH編集部

習近平氏「コロナ疑惑」に、トランプ氏を叩いた中国メディアは沈黙

10月14日、深センでおこなわれた経済特区成立40周年記念式典での習近平国家主席

 

「深センの経済は……ゴホッ、経済特区40年で1万倍にも発展を遂げ…ゴホッ」

 

 10月14日、中国・深センで開かれた経済特区成立40周年の記念式典に、習近平国家主席が出席した。だが、約1時間にわたった演説のなかでは、激しく咳き込み、水を飲む場面が何度も見られた。

 

 

 この演説は中国中央テレビ(CCTV)でライブ配信されていたため、異変に気付いた視聴者のあいだで、「習近平主席も新型コロナに感染したのでは?」と話題になった。香港や台湾のニュースでも取り上げられる騒ぎになっている。

 

 ライブ映像では、カメラが習主席をアップにしている場面ではあまり咳をしておらず、激しい咳が聞こえるのは、カメラが引いて会場全体が映されるタイミングばかりであるため、映像が編集されている可能性も考えられる。

 

 香港在住で中国事情に詳しいジャーナリスト・角脇久志氏は、こう話す。

 

「中国のテレビでは、『生中継』と謳っていても、突発的なアクシデントなどがそのまま流れることを避けるため、実際には数分遅れて配信することが通例です。

 

 今回のCCTVの中継では、習近平主席が一番最初に咳をしたとき以後は、会場を映した映像が使われています。後日、CCTVのサイトにアップされた映像では、最初に咳をした場面もカットされていました」

 

 香港の反政府系メディア『アップルデイリー』では、「演説の最中に習近平主席が少なくとも6回激しく咳き込み、水を何度も飲んでいた」と報じている。このニュースに、いち早く反応したのが、香港のネットユーザーたちだった。

 

「もしや、キャリー・ラムが習近平主席にコロナを感染させたのか!?」

 

 彼らが、そう色めき立ったのには理由がある。 じつは、この日の式典で習主席が顔を合わせたキャリー・ラム香港行政長官は、「コロナ感染者の濃厚接触者」だったからだ。

 

 10月9日に、香港フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを鑑賞したキャリー氏だが、その後、クラリネット奏者がコロナ感染していることが発覚。楽団員は演奏中にもちろんマスクを外しており、キャリー氏も密閉空間にいたために濃厚接触者とされ、検査を受けた。もっとも10月14日には、キャリー氏は検査が陰性であったと発表している。

 

 そうした経緯があり、10月14日の深センでの記念式典では、キャリー氏がひとりだけ不自然なほど席を離され、“隔離” されたような状態だった。そこへきて、習近平氏が激しく咳をする映像が中継されたため、「キャリー氏が習近平にコロナを?」という憶測が流れたというわけだ。

 

 10月2日、米国のドナルド・トランプ大統領が新型コロナに感染したと報じられた際には、『人民日報』をはじめとする中国メディアは “お祭り騒ぎ” になった。加えて香港でも、中国政府系の新聞『大公報』が、一面を使ってトランプ氏のコロナ感染の特集を報道した。
 ちょうど、中国の建国を祝う国慶節の大型連休(10月1日~8日)だったため、ネット上では「トランプが我々の国慶節を祝うためにくれた最大のプレゼントだ」などと、トランプ氏の陽性報道を喜ぶ不謹慎な声も目立ったほどだ。

 

 今回、CCTVのライブ中継をきっかけに巻き起こった習近平氏の “コロナ感染騒動” は、トランプ氏の感染を揶揄した中国メディアに、巨大なブーメランが刺さったかのようだ。

 

写真・新華社/アフロ

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