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小室圭さんは「令和の道鏡」になってしまうのか…宇佐神宮を直撃

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.12.15 21:50 最終更新日:2020.12.15 22:07

小室圭さんは「令和の道鏡」になってしまうのか…宇佐神宮を直撃

2017年9月、揃って「婚約内定会見」に臨んだ小室さんと眞子さま。幸せいっぱいの表情だったが…(写真・JMPA)

 

 12月10日、宮内庁の西村泰彦長官は、定例会見で眞子さま(29)の結婚問題について「説明責任を果たすべき方が果たしていくことがきわめて重要だ」と言及した。さらに「説明責任を果たすべき方」として、小室圭さん(29)とその母親、そして小室さんの代理人を挙げた。宮内庁長官が、眞子さまの結婚問題についてここまで言及するのは異例なことだ。

 

 

 眞子さまと小室さんの結婚の障壁になっているのは、小室さんの母親の金銭問題。そのことについて納得のいく説明をしない小室さんサイドに対し、国民は日増しに「眞子さまの結婚相手としてふさわしくない」という感情を強めている。ネット上には、そんな小室さんに対し「令和の道鏡」と呼ぶ人々まで現われている。

 

 道鏡は、奈良時代の僧侶。女帝だった称徳天皇(孝謙天皇)に取り入り、その権勢を利用して、自らが天皇になることを画策した、とされる人物だ。

 

 道鏡は、古来より皇室と関係が深かった豊前国(大分県)の宇佐神宮(八幡宮)で「道鏡を天皇にするように」という神託があったと嘘の上奏をさせた。だが、その真偽を確認しようと、称徳天皇が和気清麻呂を宇佐神宮に行かせたところ、清麻呂は「道鏡に皇位を継がせるな」という逆の神託を受けて都に持ち帰り、道鏡の野望を阻止した。日本史の授業でも学ぶこの出来事は「宇佐八幡宮神託事件」と呼ばれている。

 

 この事件は、日本の皇室の歴史が途絶えかけた、最大の危機のひとつといわれている。そのような「怪僧」に、小室さんはなぞらえられているのだ。

 

 宇佐神宮は、全国に約4万600社あまりある八幡宮の総本宮として、現在も大分県宇佐市にある。小室さんが道鏡になぞらえられている件を、はたしてどう見ているのだろうか。神宮に問い合わせた。

 

「ご託宣があったのは歴史的事実と、職員みな認識しておりますが、皇室のことですのでおそれおおくて、コメントする立場にはございません」

 

 電話に出た担当者は、少々とまどいながら、そう回答した。秋篠宮さまは結婚をお認めにはなったものの、「令和の和気清麻呂」待望論は、国民には根強く――。

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