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六代目山口組「100人相手に8人で」伝説の武闘派が死去社会・政治 2016.11.05

葬儀会場に入る六代目山口組司忍組長

葬儀会場に入る六代目山口組司忍組長

 

「病状はよくなったり、悪くなったりを繰り返していました。しかし山口組が分裂しているなか、最後まで元気な姿をみんなに見せようとしていました」

 

 10月23日に大阪市内の病院で死去した、六代目山口組顧問で章友会・石田章六会長(享年83)について、ヤクザ界に詳しいジャーナリストはこう話す。

 

 25日に神戸市北区の葬儀場で執りおこなわれた通夜には、六代目側の直参が一堂に参列。30人近くの兵庫県警捜査員や警察車両が葬儀場周辺を取り囲み、厳戒態勢が敷かれた。

 

 石田顧問は六代目山口組の最古参。三代目山口組の直参だった柳川組四天王の一人として、山口組の全国進攻に尽力した。

 

 この柳川組は1958年当時、大阪での縄張り争いで、100人を相手にわずか8人が日本刀を手に殴り込みをかけたことで名を上げ、「殺しの軍団」として恐れられた。

 

 都内在住の暴力団関係者はこう話す。

 

「ヤクザ界で柳川組といえば、それはすごい組織だった。山口組がこれほど大きくなったのは、柳川組のおかげ。我々も『柳川とは喧嘩をするな。みなやられるから』といわれてきた。だから、柳川組はヤクザにとって憧れの的でもあった。その四天王の一人とされた石田顧問を信奉する者は多かった」

 

 最盛期の柳川組は約2800人の構成員を抱え、山口組の二次団体でありながら単独で広域暴力団に指定された。

 

 しかし警察庁の標的にされ、三代目山口組時代に解散。柳川組は4つの組に分かれ、石田顧問は石田組(のちに章友会に改称)組長として山口組の直参となった。その後、六代目山口組までの4人の組長に仕えてきた。

 

「石田顧問は山口組のご意見番のような存在で、いるだけで重みがありました。しかし堅気には腰が低く、声をかけると気さくに応じてくれました。神戸山口組の井上邦雄組長も、分裂前は『おじさん』と言って慕っていました。分裂問題とは別の話として、焼香したいと思う神戸側の組員は多くいると思います」(前出のジャーナリスト)

 

 一方で、石田顧問の死去は新たな抗争の火種になりかねない、と前出の暴力団関係者は危惧する。

 

「これまで、分裂しても石田顧問を敵視する組員は神戸側にはいなかった。しかし石田顧問が亡くなったことで、神戸側の信奉する人物が、六代目側にはいなくなったということだ。神戸側は六代目側に『配慮』する必要がなくなった」

 

 3月の六代目山口組定例会に石田顧問は、司忍組長らを激励するため病身をおして出席したという。伝説の武闘派は、最後まで「現役」として男の生きざまを貫き通した。

(週刊FLASH 2016年11月15日号)

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