トランプ前大統領、ゴルフ三昧で虚勢「後継者候補5人」はトランプ以上に能天気

テッド・クルーズ氏

●テッド・クルーズ氏（50）
「2016年の大統領予備選挙では、対抗馬としてトランプ氏と争っていました。にもかかわらず、トランプ氏の『陰謀論』の尻馬に乗った理由には、2018年の中間選挙で、薄氷の勝利で上院議員に再選されたこともあるようです」（春名氏）

●ジョシュ・ホーリー氏（41）
　選挙不正主張の筆頭格。議会襲撃事件後に、著書が版元から出版中止にされると「表現の自由の侵害で憲法違反だ」と主張。だが、出版中止は民間企業の判断にすぎず、「憲法の意味をわかっていない」と批判を浴びた。

●マルコ・ルビオ氏（49）
　クルーズ氏、ホーリー氏とともに、弾劾裁判自体に反対。トランプ氏が大統領選敗北後に署名した「UFOの情報開示命令」について、上院特別情報委員会委員長のルビオ氏は「UFOが敵対国によるものかどうか」と懸念していた。

●クリスティ・ノーム（49）
　知事を務めるサウスダコタ州にある「ラシュモア山」は、リンカーンら4人の大統領の肖像が彫られた名所。そこにトランプ氏の肖像を追加した「ミニチュア」を1100ドル（約11万5000円）で作成し、彼に贈呈していたことが最近明らかになった。

●ロン・デサンティス（42）
　フロリダ州議会で、政治家のアカウントを削除したSNS企業に罰金を科す法律を提案している。
「トランプ氏の “子飼い” のような存在。いまフロリダで過ごしているトランプ氏との協力関係も見せやすい状況です」（山田氏）

写真・ロイター／アフロ

（週刊FLASH　2021年3月1日号）