国会議員の超党派 “バイク乗り” 議連誕生…発起人「ワイルド7」大怪我してもバイクが大好き!
《バイクに乗った7人のアウトロー警視》が、1970年代の大ヒット漫画『ワイルド7』の謳い文句なら、現代の永田町に降臨したのは、《バイクに乗った7人の国会議員》だ。3月23日、与野党有志によって「バイカーズ議連」が設立された。メンバーはみな、バイク免許を持つ約20人。
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そして今回、発足メンバーのうち7人が、“相棒” を公開し、バイク歴をめぐる5つの質問に答えた。今回は、大岡敏孝議員(48/自民・衆議院)と横澤高徳議員(49/立憲民主・参議院)だ。
「コロナ禍で “密を避ける” バイクが見直され、実際に売れているそうです。再注目されている今、バイクを盛り立てたいと発足しました」
そう熱っぽく語るのは、議連会長に就任した大岡議員だ。
「(元格闘家の)須藤元気議員なんて、殴り合いは平気なのに、バイクだと2度も救急車のお世話になったそうです(笑)。僕も2018年の大晦日に転倒し、左足首を骨折。入院中に国会が召集され、緊急退院しました……。それでも、バイクが大好きなんです」(同前)
立憲民主党の横澤議員(議連幹事長)は、かつてモトクロスの国際A級ライダーで、25歳のとき、練習中の事故により車椅子生活となった経歴を持つ。
「先日、車椅子生活を送る元ライダーの皆さんが、再びバイク走行を体験されるイベントを視察してきました。そうした、可能性を広げられる取り組みをしていきたいですね」
熱きバイカーたちが、国会を駆け抜ける――。
●大岡敏孝議員のバイク歴を知る「5つの質問」
Q1.バイクに乗り始めたきっかけは?
A1.大学に入って、バイトしてお金を貯めて買いました。車を買うお金がなかったのも理由のひとつですね(笑)
Q2.いま乗っているバイクは?
A2.SUZUKI GSX-R1000R
Q3.ふだんの乗車頻度は?
A3.ふだんは、もうほとんど乗りません。1年に何回か、たまに奥多摩や秩父にツーリングに行ったり、サーキットでスポーツ走行したりする程度です
Q4.これまで乗った車種は?
A4.YAMAHA R-1Z、HONDA XLR、SUZUKI TS200、SUZUKI TL1000、SUZUKI グース、ビューエル ライトニングXB9S、ハスクバーナ SM450、KTM 950スーパーモト(モタード)
Q5.バイクにまつわるエピソードは?
A5.昔、HONDAの「ジャイロキャノピー」という、ピザ配達に使うようなバイクを買い、浜松市議選のとき、そのバイクで演説にまわっていました
●横澤高徳議員のバイク歴を知る「5つの質問」
Q1.バイクに乗り始めたきっかけは?
A1.保育園の年長でしょうか。オートバイのモトクロス競技を観に行ったとき、バイクがすごいスピードでジャンプするのを目のあたりにして、全身がブルブルッと震えたのを覚えています。そのときに「俺も将来、世界一速く走るレーサーになりたいな」って思ったのがきっかけです。その後、子供用のバイクに初めて乗ったのが小学校3年生です
Q2.いま乗っているバイクは?
A2.現在は乗っていません
Q3.ふだんの乗車頻度は?
A3.同上
Q4.これまで乗った車種は?
A4.SUZUKI GSX-R1100、SUZUKI ガンマ250
Q5.バイクにまつわるエピソードは?
A5.昔、SUZUKIのテストライダーをやっていたんですが、じつは大岡議員も同時期にSUZUKIに勤めていたそうです。当時は知らなかったんですけど
(週刊FLASH 2021年4月20日号)