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茨城 “ポツンと一軒家” 4人殺傷事件「もう息子を外に出さないで」親も見捨てた岡庭容疑者
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.05.10 18:00 最終更新日:2021.05.10 18:00
2019年9月、茨城県境町で、小林光則さん(当時48)と妻の美和さん(同50)が殺害され、子供2人が重軽傷を負った事件。隣家まで約300mも離れた「ポツンと一軒家」で起きた、惨劇の真相はーー。
5月7日、埼玉県三郷市に住む岡庭由征容疑者(26)を、茨城県警が殺人容疑で逮捕した。
【写真あり】一家4人殺傷事件が起こった茨城の「ポツンと一軒家」
岡庭容疑者は2020年11月、硫黄約45kgを所持していたとして、三郷市火災予防条例違反容疑で埼玉県警に逮捕され、2021年2月には警察手帳の偽造販売容疑で茨城県警に再逮捕された。
どちらも “微罪” ながら、半年間、釈放も保釈もされていない。自白の強要を誘発させると、カルロス・ゴーンに批判された「人質司法」そのままだが……。
「そもそも彼は、通信制高校2年生だった2011年に、女子中学生と小学2年の女児を刺し、逮捕されました。さらに、猫の生首を高校に持ってくるなどの問題も起こしていました。
警察は当初から彼を、一家殺傷事件の容疑者としてマークしていました。勾留中、岡庭容疑者の親は、『もう息子を外に出さないでくれ』と警察に言っていたそうです。家族からも見捨てられていたのです」(捜査関係者)
長期勾留で痩せたためか、“イケメン化” した岡庭容疑者。しかし、お天道様の下を再び歩ける日は来るのかーー。
(週刊FLASH 2021年5月25日号)