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UFOは実在する!米国防総省の極秘研究班トップが証言「時速2万kmで飛行」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.05.19 16:40 最終更新日:2021.05.19 16:43

UFOは実在する!米国防総省の極秘研究班トップが証言「時速2万kmで飛行」

国防総省が公表したUFO(中央の白点)

 

 5月16日にアメリカで放送された人気ドキュメンタリー番組『60 Minutes』が、大きな話題を呼んでいる。元国防総省UFO研究機関のトップだったルイス・エリゾンド氏が、 UFOの存在を断言したからだ。

 

 現在アメリカでは、UFOの存在に関する議論が高まっている。きっかけは、2020年に国防総省が公開した3本の映像だ。そこには、謎の動きをする飛行物体が記録されており、これこそUFOだと騒がれたのだ。

 

 

 エリゾンド氏は、米軍の諜報作戦に20年携わったのち、2008年から2012年にかけて国防総省の極秘プロジェクト「先端航空宇宙脅威特定計画(AATIP)」に参加、局長まで務めた。はたして番組で何を語ったのか。

 

「わたしが所属していたAATIPのミッションは、単純なものでした。つまり、“未確認飛行物体” に関する情報を集めて、分析するというものです。 わたしたちはそれをUAP(未確認航空現象)と呼んでいました。世間一般で言う、UFOですね」

 

司会者から「UFOは存在するのですか?」と質問されると、「その質問は何の意味も持たないです。政府は、UFOの存在を裏づけるデータをすでに公開している。あなたの問いかけに対して、すでに政府が答えを出しているんです」と、UFOの存在を断定した。

 

 エリゾドン氏は「考えてみてください。翼らしいものも見当たらなくて、エネルギー源もはっきりしていない。それなのに時速2万キロで飛んでいます。重力の法則を完全に無視して、説明のしようがありません。このような飛行物体を、多くの人たちが実際に見てきたんです」と強く訴えた。

 

 エリゾンド氏のほかにも、実際にUFOを目撃した元海軍パイロット2人が招かれ、当時の様子を赤裸々に語った。

 

 2004年11月、空母「ニミッツ」で海上訓練をおこなっていた2人は、別の艦艇のレーダーが探知した飛行物体の調査を依頼された。「突如現れたその飛行物体が、すさまじいスピードで海に着水した」との報告を頼りに、2人は報告された地点へ向かった。

 

「落下した場所に着いたら、チックタック(アメリカのラムネ菓子)みたいな形をした物体が宙に浮いていた」という。

 

「興味が湧いて、ゆっくりと距離を詰めていくと、向こうもこちら側に近づいてきました。僕たちの搭乗機の動きを、マネていたんです。そして、目と鼻の先まで近づいたところで急に光り出し、あっという間に消えたのです」

 

 その様子を「ヘリコプター」や「ドローン」という言葉で表現しようとするも、言葉に詰まる2人。その様子は全米に放送され、人々にUFOの存在を語りかけるようだった。

 

 アメリカ政府も調査に本腰を入れている。2020年12月、上院の特別委員会から指令を受け、国家情報会議と国防総省は6月までに、UFOに関する報告書を提出する予定だ。

 

 UFOの真偽をめぐり、これからも議論は白熱していきそうだ。

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