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大津いじめ自殺 「息子は悪くない」加害者の母が撒いたビラ社会・政治 投稿日:2012.07.18 00:00

 昨年10月、滋賀県大津市で市立中学2年の少年が自殺した事件に、日本中が心を痛めている。生前、少年の必死の訴えは教師は届かず、死後、事件が公になると責任逃れの発言を続ける学校側の対応に、7月11日、滋賀県警はいじめの加害者3人の暴行容疑で中学を家宅捜査する異例の事態となった。

 

 そんななか、加害者の一人であるAの母親が、信じがたい行動に出ていたことが複数の生徒たちの証言でわかった。

 

 Aは、主犯格とされる一人。少年とは同じクラスで、父親は京都市内でデザイン会社を経営。母親は当時PTAの会長だった。

 

「昨年秋に開かれた緊急保護者会の前に、A君の母親が校門前でビラを配ったそうです。仲のいい何人かの親と一緒だったと聞きました」と保護者の一人がいう、そのビラの内容について社会部記者はこう話す。

 

「そこには『息子の痛みをわかってやれなかったのはそちら(少年の両親)のはず。うちの子が悪いというのは責任転嫁です』といったことが書かれていたそうです」

 

 Aの母親は昨秋の緊急保護者会でもマイクを握り「うちの子は仲よくプロレスごっこをしていただけなのに、犯人扱いされて学校に行けなくなった。うちの子が自殺したら、ここにいる保護者や先生の責任だ」と言い放ったと報じられている。

 

 Aの家は、大津市内でも高級住宅街とされる一角にある。12日、外出から帰宅したAの母親を直撃した。

 

——以前、学校でビラなどを配布されたと聞きましたが。

「今は裁判中なので、裁判の中で明らかにしていきますので。すみませーん」

 

 挑みかかるような口調で答えると家に入っていく。この日は、家宅捜査後の臨時保護者会の日だった。

 

——今日、保護者会がありますが、行かないのですか?

「もう、私たちはあの学校と関係ないんでね」

 

 たしかにAは事件後、京都市内の学校に転校している。だが、Aはこの事件の説明会に“関係ない”とは、とても言えないはずなのだが——。

 

(週刊FLASH 2012年7月31日号)

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