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18歳女性、煙突に挟まって身動き取れず…消防隊により無事救助
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.06.17 23:20 最終更新日:2022.12.07 18:37
6月15日、米ネバダ州にあるヘンダーソン消防署に通報が入った。駆けつけた消防隊員が見たものは、「煙突」のなかで苦しむ女性だった。
なかにいたのは、この家に住む18歳の女性だ。月曜日に家を締め出されたため、鍵のかかった家に入ろうと屋根にある煙突に目をつけたのだ。
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家のなかに入りたい一心で煙突口までよじ登って降下を図るも、体がつっかえて、そのまま身動きが取れなくなってしまった。
通報を受けて駆けつけた消防隊は、消防車のハシゴとロープを使って救助を開始。30分後、女性は無事救出された。
救助に当たったヘンダーソン消防署は、「かねて狭い場所での救助活動を想定した訓練をおこなっています」とフェイスブックで報告しており、その成果が結実した形となった。
今回の女性はケガもなく無事に救出されたが、過去には煙突からの侵入を試み、引っかかって悲惨な結果になった事故が多発している。
2014年、カリフォルニア州で警察が出動する騒ぎが起こった。通報した男性によると、家のどこかから「女性の泣き声」がするという。調べていくうちに発見されたのは、住民男性と面識のある女性だった。
インターネットで知り合った男性に会いたいがために、煙突からの侵入を試みたのだが、その後、不法侵入などの容疑で逮捕されてしまった。
2015年、同じくカリフォルニア州で悲惨な事故が起きている。ある冷えた夜、男性が自宅の暖炉に火をつけたところ、突然男の叫び声があたりに響き渡った。煙突からは19歳の男性の遺体が発見されたが、窃盗目的で侵入したものの、煙を吸って死亡したと見られている。
2021年3月には、アーカンソー州で、男性を刺殺して逃亡した男が、煙突に隠れたものの身動きがとれなくなり、あえなく警察に捕まった。
珍しい例では、2015年、カリフォルニア州の家の煙突から全裸の元カノが発見される事件が起きた。この女性、かつての交際相手に会おうと訪問したが、施錠されていたため煙突へ。狭い煙突のなかで、洋服が引っかかったまま体がずり下がり、全裸になってしまったようだ。
煙突から安全に侵入できる人物は「サンタクロース」だけなのかもしれない。