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小池知事襲った“ペットロス”…本誌に語っていた愛犬「そうちゃん」への思い
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.06.24 20:10 最終更新日:2021.06.28 22:39
6月22日、過度の疲労のため、都内の病院に入院した小池百合子東京都知事(68)。22日午後におこなわれた新型コロナワクチン関係のオンライン会議では、声がかすれるなどの場面があった。27日までは、多羅尾光睦(たらお みつちか)副知事が職務を代行する。
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コロナ禍対応や五輪準備などの “激務” に奔走したことで、疲労が重なったとされるが、この休養は“ペットロス”も起因している、と語るのは都庁関係者。
「小池知事が長く飼ってきた愛犬の『そうちゃん』が今月、死んでしまったんです。18歳のメスのヨークシャーテリアで、パートナーのいない小池知事を支える唯一の存在でした」
2016年の選挙で「動物の殺処分ゼロ」を公約に掲げた小池知事は、愛犬家として知られる。そんな彼女を、 “ペットの死” が襲ったのだ。
本誌は2018年12月、小池知事に愛犬・そうちゃんのエピソードを聞いている。生まれてすぐから一緒に暮らしていたそうちゃんは、知事の母親も溺愛していたという。
「体調を崩した母のそばに、ずっとそうちゃんがいました。犬好きの母は『最高の介護犬ね』と喜んでいました」
そうちゃんの名前の由来は、「総理大臣」だ。
「アメリカの要人が保護犬を飼っていて、たしか名前が『ジェネラル』だったかしら。『将軍』よね(笑)。だから『社長』でも『部長』でもいいんですけどね。家では『そうちゃん』と呼んでいます。やっぱり可愛いですよね。癒やしであるし、お互いに癒やし、癒やされてみたいなところもあるかもしれません」
“毎朝の癒やし” でもあったという、そうちゃん。愛犬について語る小池知事からは、自然と嬉しそうな笑みがこぼれていた。
「毎朝、挨拶に来ますからね。だいぶ前ですけど、通販でそうちゃんがベッドやソファに駆け上がるためのスロープを3台、買いました。老犬になると、高さのある場所に上がるのもつらいのでね。そうちゃんはそれをタタタタッて駆け上がって、毎朝、ポポポーンとベッドに乗って、起こしに来るんですよ」
取材当時、すでに16歳と、だいぶ高齢だったそうちゃん。小池知事は当時も、体調についてこう語っていた。
「高齢犬になって、だいぶ食が細くなってきているので、心配しています。いつまでも元気でいてほしいという思いで、お世話をしています」
20年近く、小池知事のよき “相棒” として、一緒に時を過ごしてきたそうちゃん。コロナ禍で厳しい判断が迫られる日々のなか、これまで以上に大きな癒やしとなっていたことだろう。そうちゃんを失くした心の穴は、想像以上に大きいのかもしれない。