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逮捕された強盗男、「ニセ札」で保釈金を払って罪が重くなる
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.06.30 23:13 最終更新日:2022.12.07 18:35
アメリカ・メイン州の拘置所に、ひとりの男が勾留された。自由になるため、男が保釈金として差し出したものは「ニセ札」だった。
6月26日の朝5時頃、車による強盗事件が起き、捜査がすすめられた。地元の保安官が声をかけたのは、女友達と口論しながら歩いていたマイケル・デーシェンス容疑者だった。
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取り調べの結果、早朝の強盗事件には関与していないと判明したが、その一方、過去に起こした「別の強盗事件」で逮捕状が発行されていることが明らかに。そのまま、あえなく逮捕されてしまった。
日本でも馴染みのある「保釈金」。一定の金額を納付することで、公判まで、逮捕・勾留された人物の拘束を解くものだ。現地の保安官事務所の発表によると、デーシェンス容疑者は、自由を求めて即座に保釈金を払ったという。
だが、自由の身になるかと思われたが、事態は一変。なんと、支払ったお金のなかに、2枚のニセ100ドル札があったのだ。結果、罪状に「通貨偽造」の容疑が追加されてしまった。
デーシェンス容疑者は、その日のうちに本物の100ドル札で保釈金を支払い、自由の身になった。初公判は8月4日にひらかれる予定だ。