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事故を起こした男、車を盗んで逃げて逃げて「重窃盗罪」11も罪が加算
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.07.02 11:00 最終更新日:2022.12.07 18:35
アメリカ・フロリダ州でブランドン・マルティ(31)が逮捕された。事の発端はよくある交通事故だが、そのしぶとすぎる逃走劇に注目が集まっている。
地元警察の発表によると、6月29日の朝、交差点付近で2台の車が衝突事故を起こした。そのうちの1台を運転していたマルティは、走って逃亡を開始。近くの民家に侵入すると、車のキーを盗み、家主の車でその場を去った。
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だが、1キロほど走ったキシミーゲートウェイ空港の入口付近で、壁に衝突。大破した車を乗り捨てると、そのまま空港内に侵入した。
マルティが向かった先にはヘリコプターが停まっていた。コックピットに乗り込み、エンジンをかけ、空に向かって逃げようとしたが、駆けつけた警備員の制止によって失敗に終わった。
しかし、マルティは懲りることなく逃亡を再開。近くに停められていたトラックに乗り込むと、そのまま大急ぎで発車させた。トラックの運転手は引きずられながら必死にしがみついていたが、再び衝突事故を起こしたところで、スタンガンを当てられ、ようやく身柄を確保された。
警察の公式資料によると、「強盗」「重窃盗罪」「器物損害罪」など、少なくとも11の罪に問われることになるという。大学時代はサッカーで活躍していたというマルティ。逃げ足だけは速かったようだ。