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「ナイロビの吸血鬼」ついに逮捕…5年で10人の子供を殺して血をすする

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.07.15 22:50 最終更新日:2021.10.15 22:23

「ナイロビの吸血鬼」ついに逮捕…5年で10人の子供を殺して血をすする

 

 7月14日、ケニア共和国で、おぞましい殺人犯が逮捕された。マスティン・ミリモ・ワンジャーラ容疑者(20)は、この5年で少なくとも10人の子供を殺し、さらに犠牲者の「血」をすすっていた。

 

 逮捕のきっかけは、首都ナイロビ郊外で発見された、12歳と13歳の子供2人の遺体だ。ワンジャーラ容疑者は、2人を誘拐したのち、それぞれの両親に3万円と5万円の身代金を要求。その後、警察の捜査で容疑者として浮上し、水曜日に逮捕された。

 

 

 取り調べが進むと、ワンジャーラ容疑者が5年前から断続的に殺人していたことが判明する。

 

 最初の殺人は16歳のときで、犠牲者は12歳の少女だった。報道によると、少女の静脈から血を吸い続けるという残酷な方法で死に至らしめたという。

 

 3年後、当時13歳だった少年が犠牲になる。このとき、無関係の男性が犯人として疑われ、何者かによって自宅に火が放たれるなどの騒動が起きている。

 

 ワンジャーラ容疑者は12歳から13歳の子供を中心に狙い、「白い粉」「白い液体」で意識を朦朧とさせたところを殺害したという。遺体は川の茂みや下水道に沈めたと供述しているが、いまだ遺体は発見されていない。

 

 供述により、子供を殺して生き血をすすっていたことがわかると、地元では大騒ぎになった。現地ラジオ局「キャピタル・エフエム・ケニア」は、ネットニュースで「ナイロビの吸血鬼」という見出しで大きく報道している。

 

「ミッシング・チャイルド・ケニア」によると、2020年、ケニアでは18歳未満の子供242人(125人の少女と117人の少年)が行方不明になったという。

 

 警察は容疑者について、「まったく反省が見られず、子供を殺害する満足感にひたっている」と明かしている。“20歳の吸血鬼” が反省することはあるのだろうか。

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