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「見たか中国!」と激白した尖閣上陸男の「意外な正体」社会・政治 投稿日:2012.09.27 07:00

 9月18日、沖縄県の尖閣諸島・魚釣島に2人の日本人男性が上陸した。領有権を主張する中国国内では反日デモが激化し、1000隻にもおよぶ中国の漁船団が尖閣に向け出航したと報じられている真っ最中のことだ。

 

 こんなときに上陸しようというのだから、さぞや屈強な 戦士と思いきや、じつは3人の子持ちのミュージシャンTOKMAさん(45)がその人。そしてこれまでは残るもう1人、鹿児島市の会社役員Fさん(60)がいわば”首謀者”で、地域政党「薩摩志士の会」のメンバーだと報じられてきた。

 

「以前に集会で知り合ったFさんが尖閣に乗り込むと聞いたので、お願いしてオレも行くことにした。石垣で漁船をチャーターしてね。戦時中の犠牲者を慰霊するための菊の花、慰霊碑を掃除するためのほうき、それに国旗3枚、あと食料を用意してもらった」 (TOKMAさん・以下同)

 

 3年前に北朝鮮がテポドンを発射したころから意識が変わり、国防をテーマにしたメッセ ージソングを作るようになったというTOKMAさんは、今回の中国の反日行動は腹に据えかねていたという。

 

「このままだと、本当に尖閣を取られちゃうと思ったんですよ」

 

 最近は珍しくなくなったこうした”ウルトラ保守”的思考は、ある団体の主張と符号する。じつはTOKMAさんは、宗教団体「幸福の科学」の政党組織である幸福実現党の党員でもあるのだ。

 

「今回の上陸は、党員としてじゃなく、あくまでオレひとりで参加したことですけどね」

 

 魚釣島の近くに到着した一行は、船上で慰霊の祈りを捧げ、菊の花を海に投下した。ところが、それと同時にFさんが海に飛び込んだという。100メートル先の島に上陸するつもりだと気づいたTOKMAさんも、船長の制止を振り切り海へ飛び込んだ。

 

 上空には、2人を追 って、テレビ局と海上保安庁のヘリが旋回していた。どうにか上陸した2人は、鉄塔に日 の丸をくくりつけ、慰霊碑を掃除した。

 

 その後、ほうきをギター代わりにTOKMAさんが メッセージソングを歌った。滞在時間は30分ほど。2人は海保のゴムボートに救助され漁船に戻った。

 

「船長が言うんです。『いやあ、あのあたりはイタチザメが何万匹もいるところなんだ。 危ないところなんだよ』とね。それを聞いたとき、オレら真っ青です。中国の漁船も怖かったけど、何万匹のサメのほうがよっぽど怖かった。最初に聞いていたら、海に飛び込んだかどうか。

 

 実際に行って思ったのは、絶対に上陸はやめたほうがいいということ。僕ら は助かったけど(2人は強い潮に流されかけ、Fさんは上陸の際ケガを負った)、今のままで上陸するのは本当に危ないです」

 

 一行は沖縄県警で取り調べを受けた。後日、海保が軽犯罪法違反で被害届を提出するとしており、TOKMAさんはあらためて警察の事情聴取を受けることになりそうだ。

 

 TOKMAさんが幸福実現党に入党したのは2年前だという。取材に対し、党の主張を声高に話すのか と構えたが、こちらが拍子抜けするくらい、そちらへの言及はなし。

 

 だがインタビューの際は、幸福実現党関係者が2人ほど同行して熱心にビデオカメラを回しており、教団サイ トでも「勇気ある上陸」と評価する言葉が躍った。

 

「尖閣が国有化されてから初めての上陸だったので、犯罪に問われるのは仕方ないかもしれない。犯罪者といわれればそれはショックです。中国人が上陸しても罪に問われないの にね。石垣に帰ってきたあとかみさんが『最初は驚いたけど、尖閣をこれからどうするんだと思っていたときだったから、周りには喜んでくれた人は多いよ』と言ってくれました。嬉しかったですよ」

 

(週刊FLASH 2012年10月9日号)

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