社会・政治
電話もつながらず…大会組織委員会が沈黙し続ける橋本聖子会長の「責任」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.07.22 21:50 最終更新日:2021.07.22 21:55
7月22日、東京オリンピック開会式の前日に東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が、「ショーディレクター」の小林賢太郎氏(48)を解任したことについて、組織委員会の橋本聖子会長が会見で言及した。
小林氏は以前活動していたお笑いコンビ時代の1998年に披露したコントで、ナチス政権によるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を揶揄するような発言があり、批判が殺到していた。
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橋本会長は、「まったくそういうことが存在していたということは存じ上げていなかった」と説明。「外交上の問題」を踏まえたうえで、「早急に対応しなければいけないということで解任の運びとなった」と語った。
開閉会式を巡っては、ミュージシャンの小山田圭吾氏(52)が7月15日に楽曲担当を務めると発表されてから、過去に雑誌で告白したいじめを理由にわずか5日間で辞任したばかり。
「連日の辞任解任騒動で、組織委員会の責任を問う声は止みません。小山田圭吾氏の任命責任について、橋本会長は『責任は私にあります』と発言しただけ。いまだに組織員会からも、具体的な処分については何も発表されていないのです」(政治部記者)
開会式前日にもスキャンダルが起こり、あまりにトラブル続きの東京五輪。本誌は、橋本会長の発言の真意を問うべく、組織委員会の担当者に電話取材を申し込んだ。だが何度かけてもつながらず、話を聞くことはできなかった。
23日に開幕する東京五輪。橋本会長はどんな「責任」を取るのだろうか。