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「もはやオオカミ少年」…緊急事態宣言の発令&延長に国民から冷ややかな声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.07.30 18:00 最終更新日:2021.07.30 18:09
またもや緊急事態宣言の “延長と発令” だ。
政府は4府県(大阪府、埼玉県、神奈川県、千葉県)への追加発出とともに、東京都と沖縄県については、現状7月22日までの期限を7月31日まで延期する方針を固めた。
《何回も何回もやってるうちに、緊急事態宣言てどういう施策だっけ? と思ってしまった》
《どうしても五輪を終えたいから、とりあえず出しときますって感じだろうな》
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ネットではこんな声が多く寄せられた。
五輪の開催地である東京都は、緊急事態宣言中にもかかわらず、感染者が増加し続けている。元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)は、7月30日に出演した『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、「緊急事態宣言の効果はもうないと思いますね」と言い切ったほどだ。
政治部記者もこう語る。
「やはり五輪を開催しながら、行動制限を言い聞かせる、ということは不可能に近い。東京都で緊急事態宣言が発令されたのは4度め、延長は毎度のこと。菅首相をはじめ、政府が感染対策に関して誠実な姿勢を見せないと、緊急事態宣言の効力は弱まるばかりです」
ネットでは政府の姿勢に、こんな声も。
《オオカミ少年の話と同じで、「ああ、また始まった」くらいにしか感じない》
《医療従事者の方がどんなに必死に訴えても、政府がオオカミ少年だと思われてるから、国民が感染者増加の重大さに気づいていない》
菅首相の声は、もう国民には届かないのだろうかーー。