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スピード違反を捕まえたら、車内からウジ虫だらけの腐乱死体が

社会・政治 投稿日:2021.08.04 16:00FLASH編集部

スピード違反を捕まえたら、車内からウジ虫だらけの腐乱死体が

 

 7月29日、アメリカ・ボルチモアに暮らすニコル・ジョンソン(33)が逮捕された。単なるスピード違反だったが、あやしい行動を不審に思った警官が車内を調べると、ウジ虫まみれの腐乱死体が見つかったという。

 

 7月28日の午後11時頃、ジョンソン容疑者はスピード違反でパトロール中の警察官に声をかけられ、路肩に車を停めた。ジョンソン容疑者は運転免許を持っておらず、ナンバープレートも偽物だと判明。その場で、車は押収されてしまう。

 

 

 その際、ジョンソン容疑者は「わたし、新聞に載っちゃうかも。せっかくだから、あなたたちも見ててね」と警官の対して奇妙な発言をしたという。

 

 捜査が終わり、ジョンソン容疑者が車を引き渡すためトランクを片づけていると、なんともいえない腐敗臭が漂ってきた。不審に思った警官がなかにあったスーツケースを開けると、強い異臭を放つブランケットが入っていた。

 

 ジョンソン容疑者は「車のなかで眠るときに使っている毛布よ」と弁明するが、なかを開くと、腐敗してウジ虫だらけの子供の遺体が隠されていた。つづいて、プラスチック容器からも男児の遺体が発見された。

 

 捜査の結果、遺体はジョンソン容疑者の姪っ子であるジョシュリン・ジョンソンちゃん(7)と甥っ子のラリー・オニール君(5)だと判明した。

 

 もともと、ジョンソン容疑者のきょうだいの子供だった2人。養育が困難になり、2019年からジョンソン容疑者が2人の親権を得て、ともに暮らし始めた。

 

 ジョシュリンちゃんが死亡したのは1年以上前だ。2020年5月、態度が気に食わなかったため、何度も床に頭を打ちつけて殺害、その遺体をスーツケースに隠した。

 

 そして今年の5月、不審死をとげたラリーくんの遺体をプラスチック容器に隠し、車のトランクに隠したのだという。

 

 長きにわたって子供の腐乱死体と移動をともにしていたジョンソン容疑者。警察は、今回の事件に関し「あまりにも衝撃的な事件だ。捜査班だけでなく、署内全体に大きな衝撃が走っている」とコメントしている。

 

 ジョンソン容疑者の初公判は8月27日に予定されている。

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