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バッハ会長「五輪成功」、菅首相「五輪と感染者増加リンクしない」…五輪おじさんの “ズレすぎ発言” に批判殺到

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.08.06 17:50 最終更新日:2021.08.06 17:54

バッハ会長「五輪成功」、菅首相「五輪と感染者増加リンクしない」…五輪おじさんの “ズレすぎ発言” に批判殺到

 

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は8月6日、東京都内で記者会見し、コロナ禍での五輪の “成功” を強調した。

 

 デイリースポーツの報道によると、かねてより開催が危険視されていた五輪について、「大会を支援し、受け入れてくれた。10人のうち9人が五輪の一部を見ていた。このままいけば、大成功だといえる」と、断言したという。

 

 

 バッハ会長が会見を開いた6日午前、菅義偉首相も広島市内で記者会見を開いていた。

 

 毎日新聞によると、菅首相は新型コロナウイルス感染急拡大と東京オリンピックの関連性について「これまでのところ五輪が感染拡大につながっているとの考え方はしていない」と強調したという。繁華街における人流について「五輪開幕前より増えていない」とも語った。

 

 五輪で活躍した選手たちに見入ったことも事実。しかし、2人の発言に対し、都内の新型コロナ感染者数が減少の兆しを見せないこの状況下で、ネットでは「あまりに楽観的過ぎる」という声が寄せられている。

 

《相変わらずこの首相ダメですな。国民の目線でもわかることですが、開催することで、人流抑制に緩みが生じてしまうことを考えられていないのか》

 

《バッハ会長も菅さんも、結局高みの見物ってことだよね。組織・国のトップっていうのはどうしてこうなんだろう》

 

《Go To トラベルが開始されたときも、感染者の増加とGo Toの関連性は「エビデンスなし」と言っていたよね。よっぽど責任を認めることに抵抗があるんだろうね》

 

 毎日新聞の報道によると、8月24日から開幕するパラリンピックの競技会場に観客を入れるかの判断については「緊急事態宣言下でのスポーツイベントの一般ルールや、今後の感染状況が判断の材料になると思う」と語り、“完全否定” は見せなかった菅首相。国民との “ズレ” が日に日に大きくなっていくばかりだ。

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